[優しい男]
前回ディクソン選手があまりに若くからキャリアを積んでいるのに驚き、
備忘録もチャンピオンまでの軌跡をまとめてみました。
1994-13歳〜14歳
ニュージーランドフォーミュラクラス2 2位
(この年のCARTチャンピオンはアル・アンサーJr)
1995-14歳〜15歳
ニュージーランドフォーミュラクラス2 14戦13勝でチャンピオン
(この年のCARTチャンピオンはジャック・ビルヌーブ)
1996-15歳〜16歳
ニュージーランドフォーミュラフォードクラス1チャンピオン
(この年のIRLチャンピオンはバズ・カルキンス/スコット・シャープ、CARTチャンピオンはジミー・バッサー)
1997-16歳〜17歳
フォーミュラホールデン シリーズ3位 ルーキー・オブ・ザ・イヤー
(この年のIRLチャンピオンはトニー・スチュワート、CARTチャンピオンはアレックス・ザナルディ)
1998-17歳〜18歳
フォーミュラホールデン チャンピオン 5勝2位5回-7ポール/12レース
(この年のIRLチャンピオンはケニー・ブラック、CARTチャンピオンはアレックス・ザナルディ)
1999-18歳〜19歳
インディライツ シリーズ5位 1勝(ポールトゥウィン全ラップリード)
(この年のIRLチャンピオンはグレッグ・レイ、CARTチャンピオンはファン・モントーヤ)
2000-19歳〜20歳
インディライツ チャンピオン 6勝/12レース
(この年のIRLチャンピオンはバディ・ラジアー、CARTチャンピオンはジル・ド・フェラン)
2001-20歳〜21歳
CART シリーズ8位 1勝 ルーキー・オブ・ザ・イヤー
(この年のIRLチャンピオンはサム・ホーニッシュJr、CARTチャンピオンはジル・ド・フェラン)
2002-21歳〜22歳
CART シリーズ13位 PacWestからChip Ganassiに移籍
(この年のIRLチャンピオンはサム・ホーニッシュJr、CARTチャンピオンはクリスチアーノ・ダ・マッタ)
2003-22歳〜23歳
IRL チャンピオン 参戦1戦目で優勝し、この年3勝(最多タイ)5ポール(最多)
(この年のCARTチャンピオンはポール・トレイシー)
いやはや、すごいリザルトですね。
それにしてもスコット・ディクソンがダン・ウェルドンより若いとは……。
見た目派手で走りやバトルも派手なダン(←若そうに見える)に対して、普段はもの静かで緻密で冷静ながらしぶとい(←ベテランっぽい)走りのディクソン。この二人はともにチャンピオン経験者なのですが、全く反対の印象。本当に静と動って感じがします。
2006年にダンがチームに入ってきたときは、心中穏やかではないだろうと思い奮起を予想していたのですが、案外影の薄かったディクソン。僅差のランキング4位でしたが、来年は「気がつけばディクソン」という感じの持ち味を見せてほしいですね。
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4コマの内容はフィクションです。
登場する団体・人物等は実際とは異なります。
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Illustration & TEXT by アラブルカ