トニー・カナーン。誰に聞いても「陽気なブラジリアン」とコメントが返ってくる、おそらくはナイスガイ。陽気、陽気とは聞くものの、派手なアクションをもう一人の陽気なブラジリアン、エリオ・カストロネベスが先にやってしまったので、陽気な印象は少ないかも? でも、実は雑誌やWebで写っている写真はカナーンのほうがハジけているんです。なにしろカナーンは公式のページさえヘンなポーズとってるんですから! いっぽうカストロネベス、写真ではカッコつけてますな……。
ちなみにカストロネベスとカナーンは共にインディライツで激しくやり合った間柄(カナーンは1997年インディライツ・チャンピオン)。でも仲はいいらしい。現在IRLではカナーン6勝6ポール、カストロネベスは7勝11ポールと、上のカテゴリーに来ても共に活躍しています。
今年はカストロネベスもHONDAエンジンになり、再びこの2人の激しいバトルが観られるかも? と期待しています。
前回のインタビュー時に、マルコ・アンドレッティが「音楽は何でも聴くけど、今はカナーンに教えてもらったブラジリアンテクノを聴くかな? あ、でもカントリーは聴かない」と言っていたので、マルコにブラジリアンテクノを教えたのは彼のようです。面倒見もいいのかも?
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4コマの内容はフィクションです。
登場する団体・人物等は実際とは異なります。
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Illustration & TEXT by アラブルカ