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2017年のUS-RACINGはフォトグラファーのサイトとして世界に向けて写真を発信します。引き続き応援、サポートよろしくお願いします!

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おかげさまで昨年はここ数年来の目標だった第100回インディ500を取材し、無事に2016年のシーズンを終えることができました。
 
1998年の日本開催にあわせてスタートしたこのUS-RACINGは、当初専門誌の発行・出版という形で始まりましたが、やがてこのWebサイトが中心となり、Twitter、Ustream、YouTube、Facebookといった様々な最新メディアを活用してインディカーと日本人選手の活躍を現地から伝えてきました。
 
しかしながらインディ・ジャパンの中止により、2013年からサポーターズ・クラブを発足して一部を有料化したものの慢性的な資金不足は変わらず、第100回インディ500を一つの区切りとして休止する方向で準備を進めていました。
 
ところが、その最中に佐藤琢磨選手のアンドレッティ・オートスポーツ移籍が決まり、トップ・クラスのチームで4台体制という、かつてないベストの環境が実現。これまでは「AJフォイトのチームだから…」と諦めなければならない部分もあった状況から一変し、インディ500を制したチームに移籍してどんな戦いをするのか、この7年間を追ってきた者として俄然興味が沸いてきたのは言うまでもありません。
 
また、US-RACINGにおいても、できることはすべてやりきったと思っていましたが、ひとつ大事なことを忘れていました。それはこの25年間にわたって我々が撮影してきた写真の中で、特に思い入れがある「運命の1枚」を、まだ見ていただいていないということです。
 
これまで主に日本のファンに向けて情報をお届けしてきたUS-RACINGですが、そのスタートは1993年のロング・ビーチを斉藤和記が撮影したことに始まります。1999年には弟の広之も加わりましたが、基本的に我々はフォトグラファーであり、常に心掛けていたのは、後に自分の作品と言えるような写真撮影に取り組むことでした。
 
我々は今年、25年という大きな節目を迎えられたことに感謝し、撮影した本人も驚くような「運命の1枚」を世界中のファンに見ていただくことによって、これまでお世話になったインディカーのスタッフと、参戦してきたドライバーやチーム、そして応援していただいたみなさんにお礼ができればと思っています。
 
「運命の1枚」とは撮影者が技術だけで撮れるような写真ではなく、瞬間、構図、天気、レース展開といった様々な要素が1カットに凝縮された写真で、運にも恵まれた1枚と言えばいいでしょうか。写真の神様っているんだな、と思わずにはいられなくなるような写真だと思っています。
 
もちろん、写真をUS-RACINGに公開するだけであれば現場に行く必要はないのですが、昨年のセント・ピーターズバーグで撮影した写真をフォト・ギャラリーとして掲載したことがきっかけとなり、ふと重大なことに気づきました。
 
インディカーの撮影を始めてまだ日が浅い、若手のフォトグラファーたちとそのギャラリーを見て色々と話しているうちに、かつて撮影を始めた頃の自分たちを思い出したのです。
 
当時現場にいた先輩たちは、英語もろくに理解できない、危なっかしい日本人を受け入れて撮影させてくれただけでなく、コースでの撮影方法に始まり、レース中の動き方や視点の捉え方など、一緒に同じ現場にいるからこそ学べたことがたくさんありました。
 
年月を経ることでやがて仲間となり、現場でレースの喜怒哀楽を共有してきた日々は、我々にとってかけがえのない貴重な財産となったのは言うまでもありません。
 
ふと気づいたら2番目ぐらいに古い存在となってしまった今、現場で求められれば自分の経験や知識のすべてを伝えたいと思うようになりました。それがお世話になった先輩へのお礼へとつながり、何かが伝わることでインディカーにほんの少しでも貢献できたらと考えています。
 
もっともオートフォーカスが主流となった今、未だに置きピンを多用したり、陰や光の反射などにこだわる我々の撮影手法を気に入ってくれるかどうかはわかりませんが、長く続けていくうえで将来に向けた何かのヒントになってくれればいいなぁと思います。
 
今年も被写体の中心となるのはやはり佐藤琢磨選手で、アンドレッティ・オートスポーツという新天地で奮闘する8年目のシーズンをしっかりと追い、これまでの経験をフルに活かして若手が質問したくなるような写真を目指します。
 
ということで今年は佐藤琢磨選手の取材に加え、若手のフォトグラファーたちとも積極的に交流していきたいと思い、現場へ行くことにしました。これができれば、もう思い残すことはありません。現時点では…、ですが(^^;
 
日本向けの情報発信が中心だったこれまでとは変わり、今年からUS-RACINGは世界でベストのインディカー・フォトが揃うサイトを目指します。25年の間に撮影した「運命の1枚」に加え、今年のレースの写真は編集や加工に時間をかけて2週間前後のアップを目指し、速さよりもクオリティを重視します。
 
フォトグラファーが運営するサイトとして、本来あるべき姿となるUS-RACINGを、これからも応援してサポートしようじゃないかという方がいれば、もちろん大歓迎です!
 
2017年のサポーターズ・クラブのみなさんには、今回から【スペシャルフォト】として2016年以降に掲載したフォト・ギャラリーの中から好きなカットを選んでリクエストしていただき(カット数は各ステータスによって異なります)、フルハイビジョンの大画面テレビで楽しんでいただける1920×1080ピクセルの画質に、撮影データ&撮影した際の狙ったポイントや撮影時の様子といったキャプションを添えてお届けします。
 
これまでどおりYouTubeを利用した【現地インタビュー】(佐藤琢磨選手の状況次第でキャンセルとなる場合があります)や、レースの詳細をまとめた【ライブ・レポート】はレース後の水曜日22時スタートを基本とします(オフ・シーズンは隔週の日曜日21時スタート予定)
 
さらに、Facebookにサポーターズ・クラブ専用のグループを作り、現場のスナップや最新情報は随時そちらにアップしていきます。みなさんのコミュニケーションの場としても使ってください。
 
詳細は以下のとおりです。
 
ブロンズ会員・・・月1980円

【スペシャルフォト】2016年以降に掲載したフォト・ギャラリーの中からお好きな写真を毎月5カット選んでリクエストしてください。写真は1920×1080ピクセルのフルハイビジョン画質で、撮影データ&撮影した際の狙ったポイントや撮影時の様子といったキャプションを添えてお届けします。
 
【現地インタビュー】現地で佐藤琢磨選手に1日を振り返っていただきます(佐藤琢磨選手の状況次第でキャンセルとなる場合があります)。
 
【ライブ・レポート】YouTubeのライブ配信でお届けするレース・レポートで、ラップ・チャートや写真、ドライバーのコメントなどからレースを詳細に振り返ります。シーズン中はレース後の水曜日22時からお届けする予定で、会員専用アドレスでご参加いただきます。オフ・シーズンは隔週で、日曜日21時頃スタートとなります。
 
【Facebookグループへの参加】取材時のスナップ写真や最新情報などを随時掲載。会員同士の交流の場としてもご利用ください。
 
…ブロンズ会員をご希望の方は以下の【購読】をクリックし、お申し込みください。





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シルバー会員・・・月4900円
ブロンズ会員の特典に加え、
  
【スペシャルフォト】1か月につき10点となります。
 
【マンツーマン講座】スカイプなどを利用したマンツーマンの講座を年に2回、半年ごとに一度のペースで行います。現地観戦情報や写真撮影のアドバイスなど、お好きなテーマで50分ほどの講座となります。
 
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ゴールド会員・・・月9800円
上記シルバー会員の特典に加え
 
【スペシャルフォト】1か月につき15点となります。
 
【マンツーマン講座】スカイプなどを利用したマンツーマンの講座を毎月のペースで行います。現地観戦情報や写真撮影のアドバイスなど、お好きなテーマで50分ほどの講座となります。
 
【現地観戦サポート】現地でレースを観戦する際のサポートとして、チケットやホテル、レンタカーの手配なども含めた様々なお手伝いをします。
 
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みなさんの応援、サポートを心よりお待ちしております!
 
        US-RACING編集長 斉藤和記
 
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ご注意:必ずお読みください
・ 会費はPayPalにより毎月自動で課金され、退会はいつでも可能です。こちらから購読キャンセルをお願いします。



・ 発足時にあったサポート会員の新規募集はいたしません。現在のサポート会員のみなさんは、これまでと同じ特典とさせていただきます。
 
・ 会員サイトにアップした動画や写真、情報の転載やシェアはお断りいたします。 
 
・ 一部の動画や写真は、会員拡大のためのサンプルとして、一般公開させていただく場合があります。
 
・ 写真のデータ、並びにデータを使用して製作したプリントなどの製作物は個人でのみご使用いただき、有料及び無料にかかわらず譲渡は固くお断りします。
 
・ 様々な事象の発生により、現地での取材ができなくなった場合や、特典の内容が変更される場合がありますので、その点をご了承ください。
 
US-RACINGサポーターズ・クラブへのご質問やご要望などがあれば、どうぞお気軽に webmaster@us-racing.net までご連絡ください。
  
          
 
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