<Toyota>
NASCAR NATIONWIDE SERIES
第1戦 Camping World 300
2月14日(土)NASCARネイションワイド・シリーズのシーズン開幕戦「Camping World 300」がデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催された。
13日(金)午後3時から予選が行われ、ジェイソン・リフラーが4番手、ルーキーのジョーイ・ロガーノが8番手を確保。10台の“トヨタ カムリ”が決勝へ進んだ。
14日(土)午後1時15分に2.5マイルオーバルを120周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。
13番手スタートのカイル・ブッシュが序盤からポジションを上げていき、まもなくトップ争いに加わった。上位勢は、スーパースピードウェイならではの、隊列を入れ替えながらの激しいバトルを展開。
49周目には首位にも浮上したKy.ブッシュだったが、その後は2位のポジションを堅持。前日のキャンピング・ワールド・トラック・シリーズと同じく、最終ラップでの逆転に賭ける作戦に出た。
今季からシボレーにスイッチした、昨年までのチームメイト トニー・スチュワートを先頭に、Ky.ブッシュはテール・トゥ・ノーズで追走。トップの4台が1列に繋がった状態で最終ラップに突入した。
バンパーとバンパーが触れ合わんばかりの間隔でスチュワートに迫ったKy.ブッシュは、最終コーナーでアウトにふくらんだスチュワートのインをつき、追い越しを試みたが、惜しくも逆転は叶わず、後方の2台にもかわされ、僅差での4位フィニッシュとなった。
6位にはリードラップも奪うなど常に上位につけていたブライアン・ヴィッカーズが入った。
次戦第2戦は2月21日(土)オートクラブ・スピードウェイで、キャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第2戦とのダブルヘッダーとして行われる。
カイル・ブッシュ車(#18)クルーチーフ ジョエル・ウェイドマン:
「典型的な『デイトナ』のレースだった。我々の“トヨタ カムリ”はずっと好調だった。ただ最後に運をつかむことが出来なかった。カイル(・ブッシュ)は素晴らしい走りで、勝てる位置につけていたが、望み通りの結果が得られなかったということだ。カイルはベストを尽くしたが、ファイナルラップの最終コーナーで、トニー(・スチュワート)をパスすることは叶わなかった。しかし、2位という結果は、全てのクルーとスポンサーの努力のおかげだ。ここデイトナで彼らと戦えたことを誇りに思う。ただ、もう少しだけ上のポジションでレースを終えたかった」
第1戦 Camping World 300 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 5 80 トニー・スチュワート シボレー 120
2 10 60 カール・エドワーズ フォード 120
3 3 29 クリント・ボウヤー シボレー 120
4 13 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 120
6 27 32 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ カムリ 120
12 21 10 デヴィッド・ロイティマン トヨタ カムリ 120
14 41 47 マイケル・マクドウェル トヨタ カムリ 120
20 8 20 ジョーイ・ロガーノ トヨタ カムリ 120
24 11 99 マイケル・ウォルトリップ トヨタ カムリ 120
30 37 07 デヴィッド・グリーン トヨタ カムリ 118
33 4 38 ジェイソン・リフラー トヨタ カムリ 114
35 18 15 マイケル・アネット トヨタ カムリ 112
43 19 11 スコット・レガセイ・Jr. トヨタ カムリ 71
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 トニー・スチュワート シボレー 190
2 カール・エドワーズ フォード 175
3 クリント・ボウヤー シボレー 175
4 カイル・ブッシュ トヨタ 165
6 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 155
12 デヴィッド・ロイティマン トヨタ 127
13 ジョーイ・ロガーノ トヨタ 124
15 マイケル・マクドウェル トヨタ 118
24 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 91
30 デヴィッド・グリーン トヨタ 73
33 ジェイソン・リフラー トヨタ 64
35 マイケル・アネット トヨタ 58
43 スコット・レガセイ・Jr. トヨタ 34
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 9
2 フォード 6
3 トヨタ 4
4 ダッジ 3
※結果及びポイントは暫定