<Toyota>
NASCAR NEXTEL CUP SERIES 第4戦 Kobalt Tools 500
先週ラスベガスで行われたNASCARネクステル・カップ・シリーズ第3戦で、苦戦を強いられた“トヨタ カムリ”勢は雪辱を晴らすべく、アトランタ・モータースピードウェイでの第4戦「Kobalt Tools 500」へと臨んだ。
3月16日(金)、クラフツマン・トラック・シリーズの決勝レース前に行われた予選では、4台の“トヨタ カムリ”が決勝への進出を決めた。
18日(日)午後2時から325周、500マイル(約800km)で行われた決勝レースでは、D.ブレイニーとB.ヴィッカーズが、NASCARネクステル・カップ・シリーズで“トヨタ カムリ”にとって初となるリードラップ(首位での周回)を獲得。
31番手からスタートしたB.ヴィッカーズは、惜しくも231周目の多重クラッシュに巻き込まれて戦線離脱を余儀なくされたが、35番手スタートのD.ブレイニーは“トヨタ カムリ”勢最高位となる27位でチェッカーを受けた。
また、最後尾43番手からスタートしたD.ジャレットは、長丁場のレースを粘り強く走り抜き、36位でフィニッシュ。“トヨタ カムリ”勢最上位グリッドの24番手からスタートしたD.ロイティマンは、やはり231周目の多重クラッシュに巻き込まれ、修復してレースに復帰したが、40位に終わった。
次戦第5戦は3月25日(日)テネシー州ブリストルのブリストル・モーター・スピードウェイで開催される。
ドライバー D.ブレイニー:
「フォンタナとラスベガスでの2戦におけるコースでのパフォーマンスは悪くなかった。しかし、この週末は苦戦した。週末を通して浮き沈みが激しく、何が正しく、何が間違っているのか本当のことが分からない状況だった。しかし、我々は全てをきちんと理解し、解決出来ると確信している。まだ我々は本当に望んだレースカーを使って週末を戦っていない。チームの誰もがハードに、より良い成績を目指して努力している。しかし、今の我々に必要なのは良い順位でフィニッシュすることだ。次戦はショートトラック(850m)のブリストル戦だが、最も重要なのは完走することで、それはどのレースでも変わらない。良いハンドリングが必要で、トラブルが起こらないようにしなくてはならない。ただ、多くのアクシデントの可能性があるので、巻き込まれることなく最後まで走りきれることを望んでいる」
第4戦 Kobalt Tools 500 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 3 48 J.ジョンソン シボレー 325
2 13 20 T.スチュワート シボレー 325
3 21 17 M.ケンセス フォード 325
27 35 22 D.ブレイニー トヨタ カムリ 323
36 43 44 D.ジャレット トヨタ カムリ 320
40 24 0 D.ロイティマン トヨタ カムリ 295
42 31 83 B.ヴィッカーズ トヨタ カムリ 227
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 ポイント
33 D.ジャレット 283
38 B.ヴィッカーズ 231
40 D.ブレイニー 176
43 D.ロイティマン 150
51 M.ウォルトリップ*1 -27
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 33
2 フォード 27
3 ダッジ 16
4 トヨタ 12
※結果及びポイントは暫定
*1規則違反により年間獲得ポイントから100ポイント減算