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“トヨタ カムリ”のD.ブレイニーが6位フィニッシュ

<Toyota>

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NASCARネクステル・カップ・シリーズ
第31戦 Bank of America 500

 10月13日(土)米国東南部ノースカロライナ州シャーロットのローズ・モーター・スピードウェイでNASCARネクステル・カップ・シリーズ第31戦「Bank of America 500」が行われた。NASCARの聖地とも言えるシャーロットの同コースでは、5月に第12戦が行われており、“トヨタ カムリ”は初のトップ5フィニッシュを果たしている。
 11日(木)、公式練習に続き、午後7時から予選が行われ、M.ウォルトリップ19番手、D.ロイティマン20番手と10列目にチームメイトが並び、AJ.アルメンディンガーが30番手、D.ブレイニー34番手、J.メイフィールド38番手と5台の“トヨタ カムリ”が予選を通過、決勝進出を決めた。
 13日(土)午後7時46分に、1.5マイルオーバルを334周(501マイル:約806km)で競われる決勝レースのスタートが切られた。しかし、1周目に、20番手スタートのD.ロイティマンがコースオフから壁に接触。車体右側にダメージを負い、スタート早々にピットインでの修復を余儀なくされてしまった。
 “トヨタ カムリ”勢は34番手と後方スタートを切ったD.ブレイニーが速さを見せ着実にポジションをアップ。70周目には上位のピットインタイミングの間隙を縫ってリードラップも獲得した。その後もトップ10圏内でのバトルを繰り広げ、6位でフィニッシュ。前戦タラデガでの3位入賞に続き、2戦連続、そして今季4度目となるトップ10フィニッシュを果たした。
 一方、19番手と“トヨタ カムリ”勢最上位でスタートを切ったM.ウォルトリップは、レース序盤からセッティングに苦しみ、後方集団でのレースを余儀なくされていたが、終盤調子を上げ、ポジションをアップ。10位でチェッカーを受けた。
 30番手スタートのAJ.アルメンディンガーもレースを通してトップ20圏内で戦い、終盤はトップ10フィニッシュも見える位置まで浮上したが、最後のコーションからの再スタート後、僅か2周の超スプリントバトルで惜しくもポジションをダウン。それでも自己最高位となる15位で、500マイル、4時間に渡るレースを走り抜いた。
 次戦第32戦は10月21日(日)米国東部バージニア州マーティンスビルのマーティンスビル・スピードウェイで行われる。

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ドライバー D.ブレイニー:
「我々は6位に値するだけの速さを持っていたわけではなかったが、レース終盤は幸運に恵まれた。しかし、今日は、ずっと粘り強く戦い続け、クルーも良い仕事をしてくれた。彼らは全くミスを犯さず、着実に走り続けることが出来た。前戦タラデガで3位に入り、今日もトップ10フィニッシュが果たせたことは、チームにとっても本当に良いことだ。それは望んでいた位置でシーズンを終えるために必要なことであり、残りのレースも更なる進歩を目指し努力を続けて行く」

第31戦 Bank of America 500 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 4 24 J.ゴードン シボレー 337
2 25 7 C.ボウヤー シボレー 337
3 13 5 Ky.ブッシュ シボレー 337
6 34 22 D.ブレイニー トヨタ カムリ 337
10 19 55 M.ウォルトリップ トヨタ カムリ 337
15 30 84 AJ.アルメンディンガー トヨタ カムリ 337
29 20 00 D.ロイティマン トヨタ カムリ 333
39 38 36 J.メイフィールド トヨタ カムリ 254
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 ポイント
32 D.ブレイニー 2375
38 B.ヴィッカーズ 1700
39 D.ロイティマン 1644
41 D.ジャレット 1244
44 AJ.アルメンディンガー 941
46 M.ウォルトリップ 915
48 J.メイフィールド 855
57 T.ラボンテ 204
61 J.ヴィルヌーブ 100
63 B.ライツィンガー 79
66 J.ベンソン 70
67 M.グーセン 55
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 250
2 フォード 177
3 ダッジ 154
4 トヨタ 101
※結果及びポイントは暫定