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首位快走の“トヨタ カムリ” ピット作業で後退し9位

<Toyota>

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NASCARブッシュ・シリーズ
第30戦 Yellow Transportation 300

 9月29日(土)カンザス・スピードウェイで、NASCARブッシュ・シリーズ第30戦「Yellow Transportation 300」が行われた。
 29日(土)午前10時から予選が行われ、B.ヴィッカーズが10番手、J.リフラーが17番手、今季4度目のブッシュ・シリーズ参戦となったT.ボダインが28番手、D.ロイティマンが31番手から決勝レースへと臨んだ。
 続いて午後2時半過ぎに1.5マイルオーバルを200周(300マイル:約480km)で競われる決勝レースがスタート。 10番手からスタートを切ったB.ヴィッカーズは順調にポジションを上げ、上位争いを展開。97周目に首位に浮上すると、31周に渡ってレースをリードした。しかし、128周目のピットインで大きく遅れ、20位までポジションを後退。その後再び追い上げを見せたB.ヴィッカーズは、“トヨタ カムリ”勢最高位の9位でフィニッシュし、今季のブッシュ・シリーズ参戦6戦中、3度目となるトップ10フィニッシュを果たした。
 一方、28番手スタートのT.ボダインも中盤までにはトップ10圏内に浮上。14位でチェッカーを受け、今季4戦目のブッシュ・シリーズで、4戦共にトップ20フィニッシュを果たしている。また、31番手からスタートを切ったD.ロイティマンは17位でフィニッシュ。 17番手スタートからトップ20圏内でのレースを戦っていたJ.リフラーは、98周目に他車と接触、スピンを喫し、レースを継続したものの21位に終わった。
 次戦第31戦は10月12日(金)、米国東部ノースカロライナ州シャーロットのローズ・モーター・スピードウェイで行われる。

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ドライバー B.ヴィッカーズ:
「我々の“トヨタ カムリ”は素晴らしかった。しかし、残念ながらピットストップを失敗してしまった。残り70周あまりというところで、首位でピットに入ったが、ピットアウトした時には20位まで落ちてしまっていた。クルーは今日ずっと良い仕事をしてくれた。その1回を除けば、ピット作業は上手く行った。最も重要なピットストップでミスをしてしまったが、我々は首位を走っており、プレッシャーも大きかった。正確には何が起こったのかわからないが、あのピットインで多くのポジションを失ってしまった」

第30戦 Yellow Transportation 300 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 6 5 Ky.ブッシュ シボレー 200
2 1 17 M.ケンセス フォード 200
3 9 24 C.メアーズ シボレー 200
9 10 10 B.ヴィッカーズ トヨタ カムリ 200
14 28 103 T.ボダイン トヨタ カムリ 200
17 31 99 D.ロイティマン トヨタ カムリ 200
21 17 38 J.リフラー トヨタ カムリ 200
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 ポイント
2 D.ロイティマン 3511
4 J.リフラー 3345
21 D.ブレイニー 2346
51 B.ヴィッカーズ 714
54 T.ボダイン 655
87 D.グリーン 294
99 B.サントス 189
123 D.ジャレット 94
150 M.ウォルトリップ 34
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 228
2 フォード 176
3 ダッジ 135
4 トヨタ 121
※結果及びポイントは暫定