NASCAR

“トヨタ タンドラ”2位でフィニッシュ

<Toyota>

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NASCARクラフツマン・トラック・シリーズ
第12戦 O’Reilly 200
 6月30日(土)米国南部テネシー州メンフィスのメンフィス・モータースポーツ・パークでNASCARクラフツマン・トラック・シリーズ第12戦「O`Reilly 200」が行われた。
 前戦ミルウォーキーにおけるT.マスグレイブの接触がペナルティの対象となり、T.マスグレイブは1戦の出場停止となったため、代役として若手ドライバーB.ケセロウスキーが“トヨタ タンドラ”で出場することとなった。
 決勝を前に、午後5時から行われた予選では、初めて“トヨタ タンドラ”を駆るB.ケセロウスキーが見事トップタイムで、自身のキャリア初となるポールポジションを獲得。ドライバーズランキング首位を行くM.スキナーが3番手につけ、“トヨタ タンドラ”はトップ10グリッドに6台が入った。
 午後8時、0.75マイルオーバルを200周、150マイル(約240km)で競われる決勝レースがスタート。ポールポジションからスタートを切ったB.ケセロウスキーは序盤首位を堅守。その後もM.スキナーらと首位争いを繰り広げた。
 何度か首位を譲ったものの、“トヨタ タンドラ”の速さを活かし、62周に渡って首位を走行したB.ケセロウスキーだったが、チェッカーまで残り僅かとなった191周目、首位を争っていたT.クバピル(フォード)と接触し、スピン。タイヤを痛めたために、痛恨のピットインを余儀なくされ、16位に終わった。
 “トヨタ タンドラ”勢は、常に6,7台がトップ10圏内でのバトルを繰り広げ、最終的にはJ.スプレイグが最高位の2位でフィニッシュ。M.スキナー、A.ファイク、R.マシューズ、J.ベンソン、T.ボダインの5台が4位から8位を占め、“トヨタ タンドラ”はトップ8に6台が入る活躍を見せた。
 次戦第13戦は7月14日(土)米国中東部ケンタッキー州スパルタのケンタッキー・スピードウェイで行われる。

ドライバー J.スプレイグ:
「タフなレースだった。最初のピットストップまではセッティングが全く合わず、運転するのが怖い状態だった。大きなトラブルを抱えているものと思っていたが、チームが素晴らしい仕事で、私の“トヨタ タンドラ”を良い状態に調整してくれた。若干オーバーステア状態ではあったが、ほぼ問題ないレベルであり、全くアンダーステア症状は出なかった。ここニューハンプシャーのようなコースでは、完璧なセッティングは難しく、何らかの妥協が必要だ。最終的に、私は優勝したT.クバピルよりも速かった。『O`Reilly 200』ではなく、『O’Reilly 225』だったら逆転出来ていたかも知れない。また、クルーは素晴らしいピット作業で、ポジションアップを助けてくれた。彼らの働きにも感謝したい」

第12戦 O`Reilly 200 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 10 6 T.クバピル フォード 200
2 13 60 J.スプレイグ トヨタ・タンドラ 200
3 2 33 R.ホーナディ シボレー 200
4 3 5 M.スキナー トヨタ・タンドラ 200
5 8 1 A.ファイク トヨタ・タンドラ 200
6 12 36 R.マシューズ トヨタ・タンドラ 200
7 24 23 J.ベンソン トヨタ・タンドラ 200
8 9 30 T.ボダイン トヨタ・タンドラ 200
16 1 9 B.ケセロウスキー トヨタ・タンドラ 200
29 22 59 T.クック トヨタ・タンドラ 194
33 35 00 K.バトラー三世 トヨタ・タンドラ 111
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 ポイント
1 M.スキナー 2043
3 T.ボダイン 1815
6 J.ベンソン 1600
7 J.スプレイグ 1505
8 A.ファイク 1487
10 T.マスグレイブ 1431
13 T.クック 1369
26 AJ.アルメンディンガー 755
28 R.マシューズ 713
30 T.ウォーカー 585
37 B.ケセロウスキー 329
39 J.ワイズ 312
59 K.バトラー三世 119
80 J.ホブグッド 55
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 86
2 シボレー 71
3 フォード 70
4 ダッジ 37
※結果及びポイントは暫定