NASCAR

トヨタ タンドラ 4位でフィニッシュ

<Toyota>

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NASCARクラフツマン・トラック・シリーズ
第8戦 AAA Insurance 200
 6月1日(金)ドーバー・インターナショナル・スピードウェイでNASCARクラフツマン・トラック・シリーズ第8戦「AAA Insurance 200」が行われた。今大会は1995年から開始された同シリーズにおいて、通算300戦目のレースとなる。
 ここまで5戦連続でポールポジションを獲得、ポイントリーダーに付けるM.スキナーの速さは留まるところを知らず、5月31日(木)に行われた2回の公式練習の両方でトップタイムをマーク。1日(金)の午前10時半から行われた予選でも、6戦連続となるポールポジションを獲得、自身の持つ通算記録を38へと伸ばしした。J.ベンソンが3番手、ルーキーのA.ファイクが6番手、J.スプレイグが7番手、T.ボダイン9番手、T.クック10番手、AJ.アルメンディンガーが11番手と、今大会も“トヨタ タンドラ”が速さを見せて決勝へと臨んだ。
 午後4時45分、200周・200マイル(約320km)で行われる決勝レースがスタート。スタート直後の第2コーナーで上位陣によるクラッシュが発生。7番手スタートのJ.スプレイグがこれに巻き込まれ、波乱のスタートとなった。
 39周目には、3度目のイエローコーションとなり、多くのドライバーが給油のためピットに向かう中で、M.スキナー、J.ベンソンらを含むトップグループはそのままコースへ残りレースを続行。しかし、この判断は裏目となり、その後M.スキナー、J.ベンソン、T.ボダインらはグリーンフラッグ下での給油ピットを強いられることとなり、一時は周回遅れとなってしまう。
 しかし、“トヨタ タンドラ”勢は、速さを活かし、着実にポジションを回復。J.ベンソンが“トヨタ タンドラ”勢最上位の4位でフィニッシュ。M.スキナーも7位に入り、ポイントリーダーの位置を守った。
 また、8位にT.クック、9位にAJ.アルメンディンガー、10位にルーキーのA.ファイクが入り、“トヨタ タンドラ”はトップ10に5台が入る活躍を見せた。A.ファイクはルーキーランキングで首位につけている。
 次戦第9戦は6月8日(金)米国南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイで行われる。

ドライバー J.ベンソン:
「悪くない結果だ。チームとトヨタは私のために素晴らしい“トヨタ タンドラ”を作り上げてくれた。レース終盤には、私はライバル勢よりも1周当たりコンマ5秒からコンマ8秒は速かった。我々は周回遅れの状態からポジションを取り戻し、4位でフィニッシュ出来た。このような快挙を成し遂げたチームを誇りに思っている。今日の我々は充分勝てるだけの速さを持っていたが、コーションのタイミングが悪かった。私はグリーンフラッグ下でのピットインを余儀なくされ、周回遅れになってしまった。そこからはオーソドックスな方法でポジションを取り戻さなくてはならなかった。残り7周の時点で私は8位まで浮上し、そして最終的に4位でフィニッシュすることが出来た」

第8戦 AAA Insurance 200 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 15 33 R.ホーナデイ シボレー 200
2 19 9 S.コンプトン フォード 200
3 17 6 T.クバピル フォード 200
4 3 23 J.ベンソン トヨタ・タンドラ 200
7 1 5 M.スキナー トヨタ・タンドラ 200
8 10 59 T.クック トヨタ・タンドラ 200
9 11 00 AJ.アルメンディンガー トヨタ・タンドラ 200
10 6 1 A.ファイク トヨタ・タンドラ 199
11 9 30 T.ボダイン トヨタ・タンドラ 199
15 31 36 R.マシューズ トヨタ・タンドラ 198
20 30 9 T.マスグレイブ トヨタ・タンドラ 193
28 7 60 J.スプレイグ トヨタ・タンドラ 19
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 ポイント
1 M.スキナー 1368
3 T.ボダイン 1172
4 T.マスグレイブ 1127
7 J.ベンソン 1050
8 J.スプレイグ 1044
9 A.ファイク 990
13 T.クック 907
23 AJ.アルメンディンガー 688
27 T.ウォーカー 585
37 R.マシューズ 227
48 J.ワイズ 112
69 J.ホブグッド 55
70 K.バトラー三世 55
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 58
2 シボレー 51
2 フォード 42
4 ダッジ 25
※結果及びポイントは暫定