<TOYOTA>
“Courtesy of Toyota Motorsports”
2006年NASCARクラフツマン・トラック・シリーズの開幕戦となる「デイトナ250」が2月17日(金)に米国南東部フロリダ州デイトナのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われた。
参戦3年目となる“トヨタ・タンドラ”は、5チーム9台が参戦。昨年“トヨタ・タンドラ”で勝利を挙げたT.ボダイン、M.スキナー、D.ロイティマン、3度のシリーズチャンピオン経験を持つJ.スプレイグといった強力なドライバー勢に加え、同シリーズのディフェンディングチャンピオンであるT.マスグレイブが新たに“トヨタ・タンドラ”でシリーズに参戦することとなった。
シリーズ初戦は、2月15日(水)に公式練習が行われ、16日(木)の午後6時半から予選が開始された。B.レスターが最前列2番手を確保。そして5番手のM.スキナーから10番手のJ.ベンソンまでを“トヨタ・タンドラ”が占めるという速さを見せて決勝へと臨むことになった。
“Courtesy of Toyota Motorsports”
17日(金)午後8時15分、9万人の大観客が見守る中、36台のピックアップトラックによる決勝レースがスタートした。3周目には、5番手スタートのM.スキナーが首位に浮上。これにチームメイトのB.レスターが続いたが、まもなくT.マスグレイブ、T.ボダイン、中盤戦にはD.ロイティマンとJ.スプレイグもトップグループに加わり、激しい首位攻防戦を展開。
しかし、レース終盤には、惜しくもM.マーティン(フォード)に首位を奪われ、“トヨタ・タンドラ”勢は、最後の首位逆転を狙ったが、ゴール直前にしてこの日5度目のイエローコーション。結局イエローコーション下でのチェッカーとなり、首位は逃したが、T.ボダインが2位、T.マスグレイブが3位、M.スキナー4位、J.スプレイグ5位で開幕戦を終えた。
次戦第2戦は2月24日(金)カリフォルニア州フォンタナのカリフォルニア・スピードウェイでナイトレースとして開催される。
“Courtesy of Toyota Motorsports”
ドライバー T.ボダイン:
「我々のチームが2−3位フィニッシュを果たせたという結果には不満はない。もちろん勝利を狙ってはいたが、チームメイトのT.マスグレイブを従えて上位フィニッシュを果たすことが出来た。まだシーズンは開幕したばかりであり、長いシーズンへ向けて良いスタートを切ることが出来た。チームは昨年終盤からの好調を維持してくれており、今年もチームメイトそして、“トヨタ・タンドラ”と共に楽しいシーズンを送ることが出来そうだ」