<TOYOTA>
NASCARクラフツマン・トラックシリーズ第18戦 Cheerios Betty Crocker 200
9月8日(木)米国東部バージニア州リッチモンドの、リッチモンド・インターナショナル・レースウェイで、NASCARクラフツマン・トラックシリーズ第18戦「Cheerios Betty Crocker 200」が行われた。 今大会も、全てのスケジュールが1日で終わる、ワンデイ・イベント。午前11時過ぎから2度に渡って行われた公式練習では、第17戦ブリストルで初優勝を果たしたM.スキナーが1回目2番手、2回目はトップタイムと好調。
午後5時から行われた予選でも、“トヨタ・タンドラ”勢最高位の2番手のタイムをマークし、最前列から決勝へ臨むこととなった。
昼間の猛烈な暑さも和らいだ午後8時、0.75マイル(1.2km)のD型オーバルで、36台のピックアップトラックによって争われる決勝レースの火蓋が切られた。
最前列スタートのM.スキナーは、好スタートでいきなり首位に立ち、前戦に続きレースを支配。フルコースコーションの多発する荒れた展開の中、M.スキナーはピットインのタイミングで中盤こそ順位を下げるが、激しい追い上げを見せ、95周目に再び首位を奪還した。
一方、11番手スタートで序盤には後方集団に飲み込まれていたT.ボダインは、的確なピット作業と果敢な走りで徐々に上位へ躍進。141周目にM.スキナーがピットインすると、代わってT.ボダインが首位奪取。
このピットインで6位までポジションを落としたM.スキナーだったが、勢いは止まらず、175周目にはT.ボダインのすぐ後へと迫り、181周目に訪れた10回目のフルコースコーションからの再スタートで、三度首位に立つと、そのまま逃げ切ってチェッカーフラッグ。前戦ブリストルに続き、2戦連続の勝利を飾った。
2位には、これも2戦連続となるT.ボダインが入り、“トヨタ・タンドラ”は2戦連続1−2フィニッシュで3連勝。今季5勝目を挙げた。
次戦第19戦は、9月17日(土)ニューハンプシャー州ロードンの、ニューハンプシャー・インターナショナル・スピードウェイで行われる。
ドライバー M.スキナー:
「今夜、私の“トヨタ・タンドラ”は本当に力強かった。先週テストを行なった甲斐があり、“トヨタ・タンドラ”はレースを通じ好調で、どこでも狙ったラインを走ることが出来た。T.ボダインも2番手に入り、2戦連続で“トヨタ・タンドラ”が1−2フィニッシュを果たせたのは本当に素晴らしい結果だ。最後は私の方が、ほんの少しだけ新しいタイヤを履いていたために、パスすることが出来たが、彼は本当に素晴らしい走りだった」