INDY CAR

松浦孝亮、シカゴランド攻略に手ごたえ十分。前戦の勢いでキャリア自己ベストフィニッシュを目指す

<SUPER AGURI FERNANDEZ RACING>
2005 IRLインディカー・シリーズ第15戦「ピーク・アンチフリーズ・インディ300・プレゼンテッド・バイ・ミスター・クリーン」
■■■イベントデータ■■■
【日程】9月10〜11日
【開催地】イリノイ州ジョリエット
【コース】シカゴランド・レースウェイ
【距離】1.5マイル(2.414km)×200周
■■■コース概要■■■
<シカゴランド・スピードウェイ>
「史上最小僅差のゴールの舞台となったハイスピードオーバル」
シーズンも終盤戦に突入しているIRLインディカー・シリーズ、残すところ3戦となる第15戦は、イリノイ州ジョリエットにあるシカゴランド・スピードウェイでのハイスピードレースである。アメリカ第三の大都市シカゴからクルマで40分ほどのところにあるサーキットは、2001年にオープンした18度のハイバンクを持つオーバルで、全長は1.5マイル。同じ敷地内に4分の1マイルの加速を競い合うドラッグレース場と、ダート(未舗装)のショートトラックを併せ持つアメリカでも珍しいモータースポーツ総合施設である。
IRLインディカー・シリーズ史上で最も僅差のゴールは、2002年に0.0024秒差でサム・ホーニッシュJr.がアル・アンサーJr.を下したものだが、その舞台となったのはシカゴランドである。今年もまたインディカー・レースならではの手に汗握る接近戦が期待される。
■■■レースプレビュー■■■
<得意のハイスピードオーバルに賭ける>———————————
パナソニックARTA/パノス・Hondaを駆る松浦孝亮は、ルーキーイヤーの昨年から全長1.5マイルを超すハイスピードオーバルを得意としている。スーパーアグリ・フェルナンデス・レーシングのエンジニアリングスタッフも高速オーバル用のマシンセッティングに対しては大きな自信を持っている。シカゴランドはメインストレート、バックストレートともにバンクがついており、路面がスムーズであることも大きな特徴である。
シカゴランドでのレースの様相、バトルの接近戦は、他の多くの1.5マイルオーバルとは比べものにならないほどスリリングになる。松浦は、そうした戦いの中でこそ勝負強さ、スマートな戦いぶりといった本来の持ち味を発揮してくれるはずだ。
<キャリアベストのリザルトが目標>————————————-
松浦は第14戦でのトップ6フィニッシュした勢いをシカゴランドへと持ち込み、パナソニックARTA/パノス・Hondaを上位でゴールさせる意気込みだ。トップ10のポジションを保ちながらレースを進め、終盤にさらに上位へと駒を進める、という戦いぶりを実現できれば、今シーズンいまだ果たしていないトップ5入りの壁を突き破ることも可能だ。キャリアベストとなるトップ3フィニッシュ、さらには念願の初優勝を狙った戦いを目指している。
<ポイント争いでもさらに上位へ>—————————————
残りレース数も少なくなり、出場ドライバーたちのシリーズランキングに対する意識もますます高まっている。昨年、ルーキーイヤーの松浦は、ランキング14位でシーズンを終えた。2年目の今年は、第14戦を終えた時点で13位につけている。シカゴランドからの3レースで上位フィニッシュを重ねていけば、ポイントスタンディングでトップ10入りが実現する。それが松浦、そしてスーパーアグリ・フェルナンデス・レーシングが掲げている目標であり、達成することは十分に可能と考えている。
■■■コメント■■■
<松浦孝亮>
「元気にいいレースを戦えるという確信があります」
「シカゴランドは去年エイドリアン・フェルナンデスが勝ったレースですし、スーパーアグリ・フェルナンデス・レーシングには良いデータがあると思います。インフィニオン・レースウェイでの第14戦を終えた後にテストを行うチャンスをもらったのですが、そこですごく良い走りができました。パノスシャシーに合うというより、自分たちのシャシーに合うサーキット、それがシカゴランドだと思います。去年の僕らはアンダートレイが曲がってしまうトラブルが発生したために本来出せるスピードを出すことができませんでしたが、今年は大丈夫です。今回はトップ5は行ける自信があります。元気に、いいレースを戦えるぞ、という確信を持っています。去年と同じように出走20台以上が連なっての緊迫したバトルが延々と続くことになるでしょう。ピットストラテジーも大事になるかもしれません。しかし、いちばん重要なのはトラフィック内でどれだけ速いマシンに仕上げられるかです。僕らはそこに自信を持っています」