NASCAR

“トヨタ・タンドラ”2台がトップ6入り ポールポジション獲得のM.スキナーは、首位をリードしたが辛苦のクラッシュ

<TOYOTA>
前戦第6戦からわずか5日後となる5月20日(金)、米国東部ノースカロライナ州コンコードのローズ・モーター・スピードウェイでNASCARクラフツマン・トラックシリーズ第7戦「Quaker Steak and Lube 200」が行われた。 決勝前日に行われた予選では、M.スキナーがコースレコードを叩き出し、今季2度目となるポールポジションを獲得。R.ハフマン、B.レスター、C.チャフィンが4,5,6番手、服部茂章が8番手、T.ボダインが9番手と、予選トップ10に6台の“トヨタ・タンドラ”が入る好調ぶりで、決勝への期待を繋いだ。 午後8時、9台の“トヨタ・タンドラ”を含む36台のピックアップトラックによる、1.5マイルオーバルを136周で行われる決勝レースがスタート。
M.スキナーとともに序盤戦にはトップ争いに加わったT.ボダインだったが、77周目の多重クラッシュに巻き込まれ惜しくもリタイア。しかし、このフルコースコーションの直後、M.スキナーを先頭に“トヨタ・タンドラ”が1−2−3−4体制での再スタートとなった。
その後もM.スキナーは首位を守るが、115周目に他車と絡んで痛恨のクラッシュ。ゴールを目前にした129周目には、上位につけていた好調B.ウィットも壁の餌食となるなど、10回ものフルコースコーションが出された波乱の激戦で“トヨタ・タンドラ”勢最上位でのフィニッシュを果たしたのはJ.ベンソン。4位でチェッカーフラッグを受けた。
また、6位にB.レスターが続き、トヨタ・タンドラ”は2台がトップ6フィニッシュを果たした。
次戦第8戦は、6月3日(金)米国東部デラウェア州ドーバーのドーバー・インターナショナル・スピードウェイで、夕方からのナイトレースとして開催される。
ドライバー J.ベンソン:
「今日は良い走りが出来た。昨日は予選で壁にヒットしてしまうなど、あまり調子が良いとは言えず、後方からのスタートとなってしまったが、スタート直前に行ったいくつかの変更が功を奏し、非常にエキサイティングなレースを戦うことが出来た。しかし、まだ首位を奪うレベルには至っていない。今後はより上位争いへと挑み続ける」