<TOYOTA>
3月18日(金)、米国東南部ジョージア州アトランタのアトランタ・モータースピードウェイでNASCARクラフツマン・トラックシリーズの第3戦「World Financial Group 200」が行われた。この日のNASCARクラフツマン・トラックレースは、2回の公式練習及び予選、そして決勝まで全て1日で行われるという、非常に忙しい一日となった。この2回の公式練習では、“トヨタ・タンドラ”のC.チャフィンとM.スキナーがそれぞれトップタイムをマーク。予選でもM.スキナーが3番手、J.ベンソンが4番手、B.レスターが5番手を獲得。また、服部茂章も7番手からのスタートで、決勝での活躍が期待された。
午後9時15分、9台の“トヨタ・タンドラ”を含む36台のピックアップが130周で行われる決勝をスタート。3番手スタートのM.スキナーが序盤トップに立つが、38周目に激しいバトルの末にクラッシュ。その後も、C.チャフィンが首位に浮上するなど、激しく順位が入れ替わる激戦となった。
終盤、T.ボダイン、J.ベンソンがトップ5圏内から上位を窺うが、最後のピットストップで痛恨のピットレーン内スピード違反を犯し、惜しくも後退。結局C.チャフィンが、“トヨタ・タンドラ”勢最上位の7位でフィニッシュ。また、R.ハフマンが10位に入り、2台の“トヨタ・タンドラ”がトップ10フィニッシュを果たした。
第3戦は、4月9日(土)に米国東部バージニア州マーティンスビルのマーティンスビル・スピードウェイで行われる。
ドライバー C.チャフィン:
「我々の“トヨタ・タンドラ”は素晴らしい仕上がりで、トップ争いを展開することが出来た。しかし、最後のピットストップで、タイヤ選択をミスするなど、、いくつかの予期せぬトラブルにも見舞われ、後退することになり、レース終盤に来て最悪の状況となってしまった。とても悔しいレースとなってしまったが、それでもなんとかトップ10フィニッシュを果たすことが出来た。まだまだシリーズは続くので、次戦からはより上位を目指す」