NASCAR

服部茂章、NASCARトラックシリーズにトヨタ・タンドラで参戦

画像

2004年11月 9日<服部茂章プレスリリース>
長らくインディカーレースを舞台にアメリカでレース活動を行ってきた服部茂章が11月19日フロリダ州マイアミで行われるNASCAR クラフツマン・トラックシリーズ(Craftsman Truck series) 最終戦 FORD200 に参戦することが決定した。クラフツマン・トラックシリーズはNASCAR最高峰クラスのネクステルカップの下に位置するカテゴリーで、アメリカ国内では自動車登録数の半数を占めるというピックアップトラックのボディを模したレースカーによって年間25戦で行われる。今年からはGM(シボレー)、クライスラー、フォードとビッグスリーの間に割って、トヨタがフルサイズのピックアップトラック「タンドラ」で参戦を開始し、デビューイヤーながらもすでに4勝をマークするという健闘を見せている。
服部茂章は、来期のフル参戦を予定して交渉を行っていたが、10月にシカゴランドで行ったトヨタ・タンドラのテスト走行の結果が認められ、来期のフル参戦に向けたテスト的な意味もあり最終戦への参加が決定した。
スポンサーはアイシン精機、アイシンAW、アドヴィックス、あいおい損保、北関東トヨペットディラー、エプソン。今回の参戦はTRD−USAからのエントリーとなり、すでにブルーと黒に塗り分けられたカーナンバー01のタンドラが準備されている。服部茂章は、11月10日にケンタッキースピードウェイでさらにテストを行い、最終戦へ備えることになっている。
服部茂章のコメント
アメリカでのレース活動も10年以上経過し、オーバルでのレース経験を生かしてさらに上のレースを目指すため、NASCARへの参戦を以前から計画してきました。やはりアメリカで1番の人気を誇るNASCARネクステルカップシリーズへの参戦は大きな目標です。2005シーズンからのNASCARトラックシリーズフル参戦への第一歩として今回の最終戦参戦となりました。未経験のレースですが恵まれたチーム体制なので、実力を発揮できると思います。期待していてください」