ミルウォーキーの翌週に行われるアイオワは、初日の金曜日に45分のプラクティスを2回、決勝日の土曜日15時から予選を行い、19時49分にグリーン・フラッグとなるスケジュールが組まれました。気温33度と猛暑に見舞われた初日、トニー・カナーンが第1プラクティスと第2プラクティスの両方でトップ・スピードをマーク。彼は2010年のレースで優勝しています。
プラクティス総合2位は両セッションで2位だったチームメートのスコット・ディクソンで、ガナッシ優勢で迎えた予選でしたが、最終的に183.480mphでポール・ポジションを獲得したのはチーム・ペンスキーのエリオ・カストロネベスでした。今季3度目、通算44回目のポールです。カナーンは0.355マイル差で2位、予選3位はファン・パブロ・モントーヤ、予選4位がディクソンとペンスキー&ガナッシが入り乱れるグリッドになっています。
シボレー勢が7位までを占める結果となり、ホンダ勢で最上位だったのは8位のマルコ・アンドレッティ。9位がチームメートのライアン・ハンター-レイと、このふたりだけがトップ10入りです。アンドレッティ・オートスポーツは2010年から連勝しており、マルコは11年、ハンター-レイは12年と14年に勝利しています。チームが得意とするコースで、今季初優勝を飾ることができるでしょうか。
AJフォイト・レーシングの佐藤琢磨は第1プラクティスで173.341mphを記録して13位、第2プラクティスでは175.395mphまでスピードをアップするも、総合19位から予選に臨むことになりました。2011年に初ポールを獲ったコースで、21番目に出走した琢磨は178.433mphをマークしたのですが、6年目のアイオワは予選15位からのスタートとなります。
●予選リザルト