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第99回インディ500予選前日のプラクティスでパジノウがトップ、佐藤琢磨は総合10位

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第99回インディアナポリス500の予選前日、ファスト・フライデーでトップ・スピードをマークしたのはサイモン・パジノウでした。これで5日間のプラクティスが終わり、ペンスキー1年目のパジノウが記録した230.698mphがベスト。総合7位のカルロス・ムニョスまでが、230マイルをオーバーするというリザルトになりました。
 
去年のファスト・フライデーのトップがエド・カーペンターで、唯一の230マイル・オーバー(230.522mph)だったことを考えれば、エアロ・キット元年の今年、全体的にスピードが上がってきています。ホンダ勢は4位のマルコ・アンドレッティがベストで、230越えはアンドレッティとムニョスの二人、トップ10には4台が入りました。
 
現役のポール・ポジション経験者はエリオ・カストロネベス(2003、2007、2009-10)、トニー・カナーン(2005)、スコット・ディクソン(2008)、アレックス・タグリアーニ(2011)、エド・カーペンター(2013-14)で、過去の実績から言えばカストロネベスが最有力ですが、今日は230マイルに届かず。総合9位のスピードでした。
 
第5プラクティスで9位となる229.808mphを記録していた佐藤琢磨は、総合で10位となりました。ルーキーのギャビー・チャベスが健闘して8位に入ってきたため、ホンダ勢の中では4位となります。過去5回における琢磨の予選ベストは2011年の10位で、スピードは2014年に記録した229.201mph。明日、この記録が更新されることを期待しましょう!
 
●プラクティス総合リザルト

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●ハイライト映像