土曜日の第1レース(第9戦)に向けた予選で、59.3716秒をマークしたサイモン・パジノウ(ホンダ)がポール・ポジションを獲得しました。このレースがちょうど60戦目となるパジノウ、初開催の第4戦インディGPでキャリア3勝目を挙げましたが、意外にもポールは今回が初めてとなります。
シュミット・ピーターソン・ハミルトン・モータースポーツにとって、2011年のテキサスでアレックス・タグリアーニが獲得して以来の予選トップです。予選2位、フロントロー外側はエリオ・カストロネベス(シボレー)で、昨年の第1レース勝者であるスコット・ディクソン(シボレー)が3番手に入りました。トップ10中7台がホンダです。
昨日のプラクティスで総合8位だった佐藤琢磨は、第1ラウンド(59.6408秒)、第2ラウンド(59.2248秒)ともトップで通過。デトロイトに続く今季3度目のポールが期待されていましたが、突如原因不明のグリップ不足に陥ってしまい、1分0秒4037で6位に終わりました。
「ブラック・タイヤで最初のウォームアップに行った時にグリップ感が全然違い、そのままレッドにもその傾向が引き継がれて、タイムが伸びませんでした」と琢磨。「今回はユーズドのレッドだったせいかもしれませんが、クルマが滑ってしまってダメでした。レースは6番手からのスタートですが、慎重に行きたいと思います」
●予選リザルト