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第7戦デトロイトでカストロネベスが今季初優勝、ポールの佐藤琢磨はアクシデントで18位

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日曜日に開催されたダブルヘッダーの第2レース、第7戦デトロイトを制したのはエリオ・カストロネベスで、今季初優勝を獲得しました。2000年にここでキャリア初優勝を達成して以来デトロイト3勝目、通算では29勝目となります。2位は第1レースのウィナー、ウィル・パワーでペンスキーがワンツーを達成。これでパワーはランキング・トップに返り咲くことに成功しました。
 
3位には今年からシボレー・エンジンを使用しているチップ・ガナッシ・レーシングのチャーリー・キンボールが入り、地元デトロイトでシボレーが表彰台を独占しました。財政破綻しているデトロイト市にとって、大きな経済効果を生み出しているこのグランプリ。レースをプロモートするロジャー・ペンスキーが地元で第1、第2レースとも優勝し、完全制覇を成し遂げました。
 
今季2度目のポール・ポジションからスタートした佐藤琢磨は、2回目のイエローを利用して最初のピットへ入ります。ここで同時にピットへ入ったカストロネベスに先行され、33周目に2度目のピットを終えた後、35周目にライアン・ブリスコーが後ろから追突してスピン。18番手まで順位を落とし、11番手まで追い上げたところで今度はマルコ・アンドレッティが背後から接触してタイヤバリアへ。不運の連続で18位フィニッシュを余儀なくされました。
 
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