トロント以来の市街地コースとなる第16戦ボルティモア。今年フル参戦している唯一のルーキー、トリスタン･ボーティエが1分19秒4792をマークして初日のトップに輝きました。2012年のインディライツで優勝しているボーティエ、「ただここが好きなんだよ。うまくスタートできたから、この調子をキープしていきたいね」
2位は現在ランキング16位と不振に見舞われていたグラハム･レイホールで、今回は第3戦ロングビーチでマイク･コンウェイがスポット参戦した時のスポンサー、blu（電子タバコ）のカラーリングで登場しました。好調だったのはそのせい？
シケインで元気だったジョセフ･ニューガーデンが3位です。ボーティエとレイホールが24歳、90年生まれのニューガーデンが23歳と、20代前半の3人がトップ3でけっこう新鮮でしたね。
佐藤琢磨は午前中のプラクティスが1分21秒8487で15位、午後が1分20秒0934で8位と久しぶりに初日をトップ10で終えました。トップからは0.6142秒差です。
「けっこう順調な滑り出しだったと思います」と語った琢磨。「走りだしからクルマの状態は悪くなく、ボルティモアは久しぶりのストリート･コースで、楽しく走れました。全体的にボルティモアはグリップが高めで、クルマのレスポンスも良かったです」
「ここ数戦不運なレースが続いているので、上位グリッドからスタートしたいです」と予選に向けて抱負を語る琢磨。「久しぶりのトップ6入りを目指して走りたいと思います」
今回デイル･コイン･レーシングはジャスティン･ウィルソンの弟、ステファンを起用しました。マイケル･アンドレッティの弟ジェフがその昔走っていたように、これまで兄弟が走っていたことはあるのですが、同じチームというのは初めてのことだそうです。兄弟でがんばって欲しいですね！
●プラクティス総合リザルト
●第2プラクティス･ハイライト映像
●第1プラクティス･リザルト
