INDY CAR

第15戦ソノマの初日はディクソンがトップ、佐藤琢磨は18位

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西海岸屈指のロードコース、ソノマ・レースウェイの初日は1分18秒3145をマークしたスコット・ディクソンがトップでした。31ポイント差でランキング2位の07年ウィナー、ソノマ2勝目を達成し、カストロネベスとの差を縮めたいところですね。
 

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「僕の意見だけど、今年のコースはとてもタフだと思うよ」と初日を振り返ったディクソン。「ファイアストンはいつもすばらしいタイヤを作ってくれているけど、ここにはあまり合っていないんじゃないかな」とか言いながら、トップタイムを出すのはなぜ?
 

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2位はポイントリーダーのエリオ・カストロネベスで、このソノマでは08年に優勝しています。先日、地元ブラジルでストックカーレースに参戦し、大クラッシュを喫して少し足を痛めた様子。150マイルでブレーキが抜け、ギアをシフトダウンして60マイルまで落としたものの、後はぶつかるしかなかったとか。ソノマに来れてよかったですね。
 

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昨年のチャンピオン、ライアン・ハンター-レイが3位に入りました。去年ここでタグリアーニにヒットされてスピンしていましたが、今年はタグリアーがいなくなったので、安心?
 

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午前中に1分19秒9330で21位だった佐藤琢磨は、午後に1分19秒3989までタイムを短縮して18位となりました。最初の2年はともに18位、昨年はエンジントラブルで2周目にリタイアとあまり相性が良くないソノマ。今回、コースアウトしたシーンまで撮れてしまいました。
 

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「ミドオハイオでもあまり良くなかったので、様々な対策をもってきたのですが、うまくいかなかったという状況です」と琢磨。「たしかに順位的にはよくなかったですが、午前中から午後にかけて良い材料も見つかってきたので、僕らの中ではポジティブな一日でした」とのことで、表情は明るかったです。土曜日に期待しましょう!
 

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サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシングとスポーツカーを戦うRWモータースポーツが共同でチームを組み、今回インディカーデビューとなったのが、アメリカンルマンなどのスポーツカーレースで活躍しているドイツ人、ルーカス・ルアーです。98年のドイツF3以来となるオープンホイールだとか。RWモータースポーツが将来インディカーに参戦する計画もあるようで、今回そのリサーチも兼ねているようですね。最下位でしたが、がんばってください。
 
●総合リザルト

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●第2プラクティス・リザルト

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●第2プラクティス・ハイライト映像

 
●第1プラクティス・リザルト

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●第1プラクティス・ハイライト映像