INDY CAR

ディクソンがミド-オハイオ2連勝、佐藤琢磨は13位でフィニッシュ

画像

画像

4番手からスタートしたS.ディクソンは、得意の燃費走行でW.パワーと同じ28周目に最初のピットへ。ここで2番手まで順位を上げ、次のピットではパワーよりも先にトップでコースへ復帰することに成功。最後は3.4619秒もの差をつけて今季2勝目を達成しました。
 

画像

昨年に続く2連覇で、このコースでは過去6年間で4勝と約67%の勝率を誇るディクソン。通算でも29勝目を記録し、R.メアーズに並ぶ歴代10位となります。デトロイトの優勝を含む今季6度目の表彰台で、ランキングは4位。トップとのポイント差は28に接近。
 

画像

今日の明暗を分けたのがピットで、ここはスペースが狭い上に、今回はパワーのすぐ後ろがディクソンでした。最後のピットで同時に入った2台、ディクソンはスムーズに入れましたが、パワーはディクソンの交換用タイヤを避けて入る必要があり、これでタイムをロス。
 

画像

ピットの位置は前回のエドモントンの予選順位です。イエローが発生し、上位勢が同じタイミングでいっせいに入れば、また違う結果になっていたかもしれません。ディクソンの真後ろのピットは、同じ2ストップのS.パジノウだったのですから。
 

画像

勝負を決めたピットに関してディクソンは「(後ろのパジノウの)ピットがオープンで、うまく入れたのが助けになったのは確かだ。クルーのピット作業もファンタスティックだったよ」とコメント。タイトル争いに関しては「28点差に4人もいるなんて面白いね」
 

画像

2度目のピットでディクソンに先行され、最後は3.4619秒もの差をつけられて2位でゴールしたパワー。「タイトなこのコースのピットで、彼(ディクソン)はクリーンに入ることができた。僕は、しっかり燃料を入れるために大回りしないといけなかったんだ」
 

画像

今回もミドオハイオで勝てなかったパワーでしたが、ポール・ポジションと最多リード・ラップも加算。ポイントリーダーのR.ハンター-レイがエンジン・トラブルでリタイアに終わったことから、みごとランキング・トップに返り咲きです。二人の差はわずか5ポイント!
 

画像

3位はルーキーのS.パジノウで、一時7番手まで順位を落とし、同郷のS.ブルデイに先行される場面もありましたが、今季3度目の表彰台獲得。「彼(ブルデイ)とのレースは楽しかったね。彼はブラックで、僕はレッドだったのが良かったと思うよ」とコメント。
 

画像

ブルデイは7番手から素晴らしい追い上げを見せ、しかもパワーやディクソンと同じ28周目にピットするほどの燃費の良さも披露しました。トロントで表彰台を逃し、今回も3位表彰台を目前にしながら痛恨のミスで後退。でも今季ベストの4位でフィニッシュです。
 

画像

タイトル・スポンサーとなっている開幕戦、アラバマ、トロントと負け続けたホンダ。シボレーの地元デトロイトを制したディクソンが、ホンダの地元とも言うべきオハイオも制覇しました。マニュファクチャラーズ・タイトルは現在12ポイント差、残り3戦で逆転なるか。
 

画像

雨が降り始めた朝のウォームアップでは5位だった佐藤琢磨。ドライとなった決勝ではブラック・タイヤでスタートする3ストップ作戦をとり、スタートでは17番手からふたつポジションをアップ、J.ヒンチクリフやG.レイホールとともに7周目にピットへ向かいました。
 

画像

同じ3ストップのヒンチクリフやレイホール、翌周にピットへ入ったT.カナーンらが新品のレッド・タイヤで追い上げる中、ユーズドのレッドを履いていた琢磨は「グリップ感がなく、ペースを上げられなかったのが悔やまれます」とその時の状況を語っています。
 

画像

新品のレッドを履いた後半、琢磨は粘り強い走りで13位まで追い上げてゴールしました。「好きなコースだっただけに、非常に残念です。ロードコースでのパッケージが弱いので、来週のソノマのテストをしっかりやって、レースに臨みます」と語ってくれました。
 

画像

午後も雷雨になるという予報だったので、今回は特に期待していたのですが、レース中は雲の切れ間から太陽が顔を出すほど回復。残念ながら恵みの雨とはなりませんでしたが、観客のみまさんにとってはそれほど暑くもなく、絶好のコンディションでしたね。
 

画像

レースのハイライト映像やラップチャート、100カット以上の写真を見ながらお送りするUSTREAMのミドオハイオ決勝レポートは今晩21時30分頃開始の予定です。佐藤琢磨選手の現地インタビューも収録しましたので、ぜひご覧ください!無料ですよ!
 
●決勝リザルト

画像


 
●ウォームアップ・ハイライト映像