INDY CAR

第11戦エドモントンをカストロネベスが制覇、佐藤琢磨が自己ベストの2位表彰台!

画像

画像

5番グリッドからブラックタイヤでスタートしたH.カストロネベスは、最初のピットでレッドタイヤに替えて2番手に躍進。トップのA.タグリアーニよりも1周早く最後のピットを終えてトップに立ち、肉迫する佐藤琢磨を最後まで抑えて今季2勝目をマークしました。
 

画像

一昨年のレースでブロックによるペナルティで勝利を剥奪されていたカストロネベス。初めてエドモントンを制覇し、通算27勝目を達成です。「琢磨がすぐ後ろにいたから、正直言ってリラックスできなかった。でも素晴らしいバトルだったよ」とレース後にコメント。
 

画像

続けて「ブラック・タイヤでのスタートは、素晴らしい作戦だった」とカストロネベスは語り、2度目のスティントで上位勢がブラックを選択したことや、序盤からプッシュトゥパスを温存し、終盤に多用して琢磨から逃げきったことも今回の勝因と言えるでしょう。
 

画像

2位は3番グリッドからスタートした佐藤琢磨で、26周目のピットでブラックに換えた後、レッドのカストロネベスに先行を許して4番手に後退。しかし37周目にD.フランキッティをパスして3番手に復帰し、トップのタグリアーニと同じ52周目に最後のピットへ。
 

画像

ピットではタグリアーニがぎりぎりで琢磨の前に出、2台同時にピットアウトしたのですが、1周前にピットを終えていたカストロネベスがここでトップに浮上。再びレッドを履いた琢磨は、残り20周の55周目に、タグリアーニをパスして2番手にアップします。
 

画像

57周目の時点でトップのカストロネベスとの差は2秒以上もありましたが、琢磨は65周目に0.5101秒差まで接近。ついに残り5周、琢磨のプッシュトゥパスは24秒しか残っていない中、49秒と余裕があるカストロネベスはここからスパートをかけたのでした。
 

画像

72周目にはベストラップをマークし、逃げ切りに成功したカストロネベス。惜しくも2位で終わった琢磨ですが、第4戦ブラジルを上回る自己ベストで、08年に武藤英紀が記録した日本人最高位に並びました。ロード&ストリートでは日本人のベストとなります。
 

画像

「エリオ(カストロネベス)まであともう少しだったので、とても悔しいです」と語った琢磨。「彼に追いつくまでにタイヤをかなり使い、追いついたら彼は一気にペースを上げ、毎周予選のようなアタックをしたのですが、十分にパスできるまで届きませんでした」
 

画像

「次のミドオハイオではシーズンが始まって以来、初めて事前テストができます。レース前にある程度完成させておくことができるので、ものすごく楽しみですね。今回は自己ベストでしたが、次はもう一段上を狙います」と頼もしい琢磨。この勢いで、ぜひ初優勝を!
 

画像

3位はエンジン交換のペナルティで17番グリッドから追い上げてきた09、11年のウィナー、W.パワーでした。彼もまたブラックでスタートしたのですが、27周目の最初のピット後には7番手までアップ。レッドでも追い上げて、6戦ぶりの表彰台を獲得です。
 

画像

今日は快晴となったエドモントン、この週末で気温も一番高く、23度と観戦には絶好のコンディションでした。昨年のテキサス以来となるコーション無しのレースとなりましたが、ロード&ストリートではチャンプカーの07年ポートランド以来だそうですよ。
 

画像

みごと2位表彰台を獲得した佐藤琢磨選手。スタートの状況からフランキッティやタグリアーニのパス、終盤の追い上げやタイヤチョイスなどなど、今回もたくさん聞きました。今晩21時30分開始予定のUSTREAM(無料)で、ぜひご覧ください!
 
●公式リザルト

画像