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第9戦アイオワのポールはフランキッティ、佐藤琢磨は23番グリッドからスタート

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第2プラクティスで2番手に入り、第3ヒート・レース進出を決めたD.フランキッティ。レースでは8周目にトップに立ち、そのまま勝利してアイオワでの初ポールを決めました。前戦ミルウォーキーに続く2戦連続、通算では史上7番目となる28回目の予選トップです。
 

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今回のヒートレースの予選についてフランキッティは「少し微調整が必要だとは思うけど、いいスタートが切れたし、前年の予選よりも明らかに観客が増えた。でも主催者はリスクが増えた分の手当てを考えておかないとね」とキッパリ。明日はアイオワでの3勝目を狙います
 

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今季2度目の予選2位はH.カストロネベスで、アイオワでは4度目の最前列スタートです。「僕もこの予選は好きだけど、最高ではないね。もっと話し合って良くしていくべきだと思う。明日のレースに向けて自分のクルマを理解するためには、良いプラクティスになったと思う」
 

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予選3位はプラクティスでトップだったM.アンドレッティで、レースでは後退。昨年予選17位から優勝した彼は「ほんとうにポールが欲しかったんだけど、ギア比が合ってなくてね。重要な明日のレースに向けて調整するよ」とコメント。アイオワ2連覇なるでしょうか。
 

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初ポールの昨年から一転、テキサスで壊れたマシン修復のためにテストができなかった佐藤琢磨は、第2プラクティスでトップから0.51秒遅れの24位。第1ヒートでは最後尾からスタートし、そのまま8位でゴールしました。他車のペナルティもあり、23番手スタートに。
 

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「アンダーで踏めないコーナーだけでなく、進入からものすごくリアの安定性が低いコーナーもあって、バンプもあるし、とにかくクルマが不安定です。乗りづらくてレースにならないですね、今は。こんな感覚のオーバルは走ったことがないです」と厳しい状況を吐露した琢磨
 

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「夜になれば路面温度も気温も大きく変わるので、それによるバランスシフトが僕らにとっていい方向に行くよう願っています。なんとかします」と琢磨はあくまでも前向きです。フランキッティのようなベテランでも苦しむのがオーバルの世界、しぶといレースを期待します。
 

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朝から快晴となったアイオワ・スピードウェイ。日中はそれほど暑さを感じませんでしたが、予選が始まる18時を過ぎた頃から西日が強くなり、蒸し暑さもあってかなり暑くなりました。初の試みとなったヒートレースの予選、スタンドの歓声に主催者もほっとしたでしょうね。
 
ではみなさん、明日のレースをお楽しみに!
 
●予選リザルト

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●第3ヒート

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●第2ヒート

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●第1ヒート

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●ヒート・レース・ハイライト映像