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第15戦インディジャパン決勝レポート、リザルト、ハイライト映像

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63周中62周もリードする圧倒的な速さを披露したディクソンが、ミド-オハイオに続く2度目のポールトゥウィンで今季2勝目。歴代11位となる通算27勝目を達成しました。ツインリンクもてぎ参戦10年目で優勝した09年と同じ、ポールトゥウィンで2勝目を達成です。
 
オーバルとロードを両方制した唯一のドライバーとなったディクソンは「僕自身とチームにとって、すごく幸せなことだよ。両方でポールを獲り、優勝できるのはとても特別なことだ。近い将来ここに戻ってくることを祈っている」と日本復帰を望んでいる様子。
 
「ここのファンは素晴らしいよ。お客さんに今日のレースを気に入ってもらえるといいなぁ。最後のリスタートではウィル・パワーが近づいてきたから、とても難しかった。今日、われわれはミスしなかったよ。このレベルのレースで勝つには、絶対に必要なことなんだ」とディクソン。
 
勝因に関しては「クルマがすごく良かった。タイヤも長持ちしてくれたよ。再スタートの時は内側が汚れていたから、外側からスタートすることにしたんだ。家族に愛しているよと言いたい。1週間前に次女が生まれたばかりなんだよ」とディクソン。今回は六本木に行かず、すぐに成田へ直行でした。
 
2位のパワー、2年連続のロードコースチャンピオンが決定です。フランキッティが8位でフィニッシュしたことにより、レース前に5点あった差は逆転し、パワーがランキング・トップに返り咲きました。残りの2戦はフランキッティが得意のオーバル、まだまだこれからです。
 
「我々はポイントのことを考えないで、素晴らしい仕事をすることだけを考えて、この週末に臨んだ。レースではパスする機会が1回だけ、リスタートの時にあったけど、スコット(ディクソン)は完璧だった。今回は予選で2位だったのが、すべてを決めてしまったよ」とパワー。
 
2年連続ロードコースチャンピオンが決まったパワーは「マリオ・アンドレッティ・トロフィーを今年も受け取ることができてうれしい。光栄だね」次の1.5マイルオーバルに対しては「去年のケンタッキーも強かったし、終わるまで結果はわからないけど、タイトルを狙うよ」
 
今季2度目の表彰台、3位のアンドレッティはなんと予選10位からスタートし、予選上位がレッドタイヤでスタートする中、最初にブラックで走行。タグリアーニも同様に逆のタイヤをチョイスする作戦で予選15位から4位、セルビアは予選16位から5位でフィニッシュしました!
 
ポイントリーダーだったフランキッティは予選9位から4番手まで追い上げながら、25周目の再スタートでブリスコーに追突。ペナルティで25番手にダウンし、8位まで追い上げてゴールしました。次のケンタッキーはフランキッティが11ポイント差でパワーを追う立場に。
 
「ペナルティは自分が悪かったから、仕方ないと思う。がんばって9番手から4番手まで行ったのに、あんなこと(ブリスコーに接触)をしてしまった。チームメート(レイホールとキンボール)の一日を台無しにし、謝りたい」とフランキッティ。反省しきりのチャンピオン。
 
「最後尾から最後は8位まで追い上げたけど、チップ(ガナッシ)に謝ったよ。人間だからミスすることはあるが、今日はバカだった。次はオーバルだから負けない。とりあえずリセットして、ゼロからがんばるよ」とフランキッティ。ついに日本では一度も勝てませんでした。
 
予選11位から最後の地元の戦いに挑んだ佐藤琢磨は、様々なアクシデントを乗り越えて10位でフィニッシュしました。19周目にフォーミュラ・ニッポン王者のオリベイラに追突され、翌周に最初のピットを終えた時点で20番手。そこから怒涛の追い上げが始まります。
 
琢磨はハンドリングに問題を抱えていましたが、43周目の最後のピットでレッドタイヤを履き、45周目にベストラップをマーク。58周目に発生した最後のフルコースコーション時には、7番手まで順位を上げていました。レースは残り3周でグリーンフラッグ!
 
ストレートからターン1への進入で琢磨はビソのイン側に飛び込んで前に出るも、チームメートは諦めずに両者はまさかの接触。ビソはターン2でストップし、琢磨は11番手に後退して再度追い上げたのですが、一つポジションアップの10位フィニッシュとなりました。
 
昨年の最終戦以来となった武藤英紀は、予選22位からスタート。2周目という早い段階でピットに入り、レッドタイヤで追い上げる作戦に出るも、21周目の2度目のピットイン直前にピットがクローズ。進路を変えられなかった英紀はそのままピットロードを通過し、コースへ。
 
これで築いたマージンを失ってしまった英紀は、コーション中の23周目にピット作業を終えて24番手から追い上げ再開。44周目には4番手までポジションをアップしたのですが、45周目のピット後は23番手にダウンし、再び粘り強く追い上げて18位でフィニッシュしたのです。
 
レース後の日本人ドライバーのコメントを収録したロジャー安川と斉藤和記のレポートは、明日アップする予定です。どうぞお楽しみに!
 
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