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第14戦ボルティモア初日レポート、リザルト、ハイライト映像

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アメリカ東海岸を襲ったハリケーン“アイリーン”の襲来に備えてフェンスをすべて取り外し、また設置し直したことで設営が間に合わなくなり、4時間ほど開始が遅れた金曜日。本来2回、計135分の予定だったプラクティスは75分の1回だけとなりました。
 

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1分22秒1739のタイムでトップに立ったのは、今季すべての市街地コースでポールを獲っているパワー。「すごくクールなコースだね。みんな素晴らしい仕事をしたよ。典型的な市街地コースでバンピーだけど、すごく良いレースになりそうだ」とかなりご機嫌。
 

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2位はポイントリーダーのフランキッティで、1分22秒2162とパワーにわずか0.0783秒差でした。「このコースはエンジニアとドライバーにとってチャレンジだ。いくつかの部分でまだ改良できるし、明日が楽しみ。ファンも大歓迎で嬉しいね」と好調な滑り出し。
 

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ソノマで今季2度目の2位を得たカストロネベスが、トップに0.1467秒差の1分22秒2846で3位に入りました。「このサーキットのレイアウトは好きだね。とてもクールでチャレンジングだ。どの市街地コースもそうだが、特に初年度はチャレンジだね」とコメント。
 

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佐藤琢磨はトップから0.8326秒差の1分22秒9705で、7位で初日を終えました。チームメートのカナーンも9位で、バンピーな市街地コースを苦手としていたKVレーシング勢の二人が、初日のトップ10に。ソノマで好調だったビソはギアのトラブルで23位。
 

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「アスファルトの部分は割りとグリップが高いのですが、コンクリート・セクションになると、かなり滑りやすいです。むちゃくちゃバンピーで、特にストレートの仮設シケイン手前や、1コーナーと4コーナーの前のブレーキとかはひどいですね」とコースを語る琢磨。
 

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「ここは走れば走るだけ速くなるような感じで、自分もコースに慣れている途中です。割としっかりした良いデータを取れたと思いますし、3台とも違うことを試しているので、データを見るのが楽しみですね」と初日を振り返った琢磨。明日の予選が楽しみです。
 

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今日はいまひとつすっきりとしない曇り空となったボルティモア。時々太陽の光が雲の隙間からこぼれ落ちるものの、曇り空が続きました。気温はそれほど暑くないのですが、湿度が若干高いため、コースサイトで移動していると汗ばむような天候です。晴れたらきっと暑くなるでしょうね。開始が遅くなりましたが、初日にもかかわらず多くのファンがダウンタウンに集まり、走行を楽しんでいましたよ。
 
初日プラクティス・リザルト
●ハイライト映像