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第13戦ソノマ予選レポート、リザルト、ハイライト映像

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今季3度目のロード・コースの予選を制したのは、パワーでした。ソノマでは2年連続、今シーズン6度目、通算17回目のポールです。今年の予選最終ラウンドのすべてに進出した唯一のドライバーで、明日のレースでは2年連続のポールトゥウィンを狙います。
 
前回のロード・コース、ミド-オハイオでポールを逃していたパワーは「我々はほんの少しロード・コースで悪戦苦闘し、必死になって改良したからこの結果を得られたんだ。一切のミスもない、パーフェクトな一周だったよ」と語り、苦難の末のPPだったことが伺えます。
 
ミルウォーキーに続く今季2度目の予選2位、フロントローを獲得したエリオ・カストロネベス。ソノマではすべて予選4位以上からスタートしており、今年のロード&ストリートにおけるベスト・グリッド獲得です。明日は08年以来のソノマ優勝を目指します。
 
3位はブリスコーが入ってチーム・ペンスキーが昨年のワトキンス・グレン以来となる予選トップ3を独占しました。「昨日はブレーキに問題を抱えていた」ということで明日が気になりますが、パワーの逆転王者のためにもフランキッティを最後まで抑えたいところです。
 
ポイントリーダーのフランキッティは予選4位に終わり、パワーのポール獲得で二人の差は46点に。昨年のソノマでパワーは75周中73周もレースをリードする圧倒的な速さを披露しました。明日はブリスコーとカストロネベスをどう攻略するかが鍵となりそう。
 
トップ10が0.5秒以内に入る予選となった今回、ルーキーのヒンチクリフが初めて最終ラウンドに残って6位に入り、ブラジル人女性ドライバーのベアトリスも自己ベストとなる10番グリッドを手に入れました。ビソがKV勢の中でトップとなる予選9位からスタート。
 
初日のプラクティスで23位、予選前は17位と不本意な状態のまま予選に挑んだ佐藤琢磨は、今季3度目の第1ラウンド敗退となる16位に終わりました。しかし昨年は予選17位から一時10番手までポジションをアップ、明日のレースでも追い上げが期待できます。
 
後ほど佐藤琢磨の現地インタビューを収録したロジャー安川とのレポートをアップしますので、どうぞお楽しみに!
 
スターティング・ラインアップ
予選リザルト(非公式)
最終ラウンド・リザルト
第2ラウンド・リザルト
第1ラウンド第2グループ・リザルト
第1ラウンド第1グループ・リザルト 
  
オフィシャル・フォトギャラリー
 
●予選最終ラウンド映像

 
プラクティス総合リザルト
第2プラクティス・リザルト 
 
●第2プラクティス・ハイライト映像