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第9戦ワトキンス・グレン決勝レポート&リザルト、ハイライト映像

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予選から圧倒的な速さを見せて、今季3勝目をマークしたウィル・パワー。6年連続ポール・ポジションを獲得したチーム・ペンスキーにとって、IRLのワトキンス・グレン戦における初優勝であり、CART時代から数えるとペンスキーはこのコースで4勝目となります。
 
トップに1.2181秒差で2位に入ったのは、ファイナル・ラップにダリオ・フランキッティをパスしたライアン・ブリスコーで、昨年に続く2年連続の2位表彰台獲得です。チーム・ペンスキーの今季初めてのワンツー・フィニッシュを、若いオージー・コンビが達成しました。
 
前回ギアボックス・トラブルでリタイアしていたダリオ・フランキッティは、速さも兼ね備えた燃費走行でピットをぎりぎりまで遅らせるなど、ベテランの走りを披露。序盤のアクシデントで8位フィニッシュしたディクソンを抜き、パワーに次ぐランキング2位に浮上です!
 
日本勢は予選14位からスタートした武藤英紀が、一時10番手までポジションをアップするも、後半に燃費が厳しくなって最終的に12位でフィニッシュしました。最後はコップ1杯分も燃料が残っていなかったそうです。次回はチームが得意のトロント、期待しましょう!
 
自己ベストの予選5位からスタートした佐藤琢磨は7番手まで後退したものの、4番手まで躍進。しかし最初のピットで遅れ、2度目はミス・コミュニケーションでもう一度ピットへ。終盤は19番手から猛スパートをかけて15位、素晴らしい速さを見せていただけに残念です。
 
●記録で見る今回のレース
 
・ウィル・パワーにとって開幕戦ブラジルと第2戦セント・ピーターズバーグに次ぐ3勝目で、昨年のエドモントンを含むキャリア4勝目。第2戦以来となる今季2度目のポール・トゥ・ウィンであり、ワトキンス・グレンで開催されたIRLレースでは初のポール・トゥ・ウィン。
 
・チーム・ペンスキーはワトキンス・グレンでのIRL初開催から6回連続でポールを獲得し、今回が初勝利。メジャー・オープン・ホイール・レースではCART時代にボビー・アンサーが79年と80年、リック・メアーズが81年に優勝していることから通算4勝目となります。
 
・チーム・ペンスキーにとって今季初のワンツー・フィニッシュ。第5戦カンザスでディクソンとフランキッティがワンツーとなって以来今シーズン2回目で、ペンスキーにとっては昨シーズンのエドモントン以来(パワーが優勝でカストロネベスが2位)となりました。
 
・チーム・ペンスキーはインディカー・シリーズ通算40勝目で、シリーズの記録更新中。今シーズン行なわれたすべてのレースで、最低でも1ラップのリード・ラップを記録しており、全レースでリード・ラップを記録しているチームは他にありません。
 
・ライアン・ブリスコーはワトキンス・グレンで2年連続2位フィニッシュ。第7戦テキサスでの優勝と、第2戦セント・ピーターズバーグでの2位を含む今シーズン3回目のトップ3フィニッシュとなりました。
 
・ダリオ・フランキッティは3位でフィニッシュし、ワトキンス・グレンにおける最高位タイ記録となります(05年と07年にも3位フィニッシュ)。今季4回目のトップ3フィニッシュです(第6戦インディアナポリス優勝、第5戦カンサス2位、第3戦アラマバ3位)
 
・ラファエル・マトスが4位でフィニッシュし、開幕戦ブラジルに並ぶ自己タイ記録となりました。マリオ・モラエスは今シーズンのベスト・フィニッシュとなる5位で、第4戦ロング・ビーチで記録した6位が今年のベストでした。
 
・スコット・ディクソンは8位でゴールし、第2戦セント・ピーターズバーグでの18位以来、トップ6入りできなかったのは今季2度目。トニー・カナーンは21位でゴールし、09年エドモントンでの21位以来のワースト・フィニッシュです。
 
・佐藤琢磨はルーキー・ベスト・フィニッシュとなる15位でゴール。デビュー戦となったアダム・キャロルは16位フィニッシュ。今回はトップ10に7チームのドライバーが入っています。
 
後ほど現地からのロジャー安川レポートをアップしますので、お楽しみに!
 
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