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第3戦カンザス[初日]フォト・レポート

<US-RACING>

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今シーズン初のオーバルとなる第3戦、カンザス・スピードウェイの予選トップを獲得したのは、なんとグラハム・レイホール。午前のプラクティスでは13番手だったこともあり、最終アタッカーで予選タイム・アタックに出走したグラハムは、はっきりいってノーマークでした。ところが、最初のラップでいきなりトップ・スピードを叩き出して電光掲示板の最上部にカー・ナンバーが表示されると、最後の4周目が終わるまでトップから下がることなくそのままチェッカー。今シーズンのセント・ピータースバーグ以来2度目、オーバル・コース初のポールポジションを獲得しました。

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2位にはなんとレイホールのチームメイトで、ルーキーのロバート・ドーンボスが入りました。ドーンボスも午前のプラクティスでは12番手と、それほど速くはなかったんですけどね。昨年までオーバルで苦戦していたニューマン・ハース・ラニガン・レーシングが、ワン・ツー・スタートですよ。ドーンボスに関してはインディカーで初めてのオーバルのレースなのに、フロント・ローからのスタートですからね。グッドジョブ。

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3位に入ったのはダニカ・パトリックでした。ロング・ビーチでは4位でフィニッシュしただけに、その勢いが続いていますね。ダニカ自身によるとマシンはかなりコントロールしにくいセッティングとなっているようですが、それでも3位に入れたのはさすがですね。練習走行でも5番手だったので、オーバルでの速さに期待が持てます。

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今回は二コレットのスポンサーが付き、そのカラーリングで登場したロング・ビーチ・ウイナーのダリオ・フランキッティです。ダリオもプラクティスでは10番手だったのですが、予選のタイム・アタックでいきなりトップ・タイムを記録しました。グラハムが登場するまでトップに居座っていたのですが、ヤング・アメリカンにあっさりとポールを奪われてしまいましたよ。それでも2位からのスタートかと思っていたら、なんとアタック中に内側の白線をカットしたとのことで、ノータイムに。一転して21位からのスタートとなってしまいました。びっくりです。

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ロングビーチから復帰したエリオ・カストロネベスは、オフの間にテストをしなかったのにも関わらず、プラクティスからオーバルでの速さを発揮。2番手のタイムを記録して午後の予選に挑みました。タイム・アタックではフランキッティにあと一歩及ばず2番手となるのですが、なんとカストロネベスもフランキッティと同じ白線をカットするというミスを犯してノータイムに。22位からのスタートとなりました。

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このカンザスから女性ドライバーが3人になりましたよ。ひとりは昨年から自身のチームを立ち上げたサラ・フィッシャーです。今回の予選結果は11位と、この2年目のチームの最高位となりました。来月行われるインディ500にも参戦しますよ。ダニカ・パトリックに負けない走りを期待です。

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シーズン開幕前のオープン・テストではニューマン・ハース・ラニガン・レーシングで走行していたミルカ・デュノですが、なぜか開幕戦からその姿を見ることが出来ませんでした。金銭面での折り合いが付かなかったのでしょうね。結局、古巣となるドレイヤー&レインボールド・レーシングから参戦することになりました。今日はフィッシャーの次となる予選12位。ニューマン・ハース・ラニガン・レーシングのテスト・ライドが参考になったのでは?

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午前のプラクティスで8番手となった武藤選手。チームメイトもトップ10内に入り、AGRのオーバルでの速さが確認されたプラクティスとなりました。しかし、予選ではちょっとダウンフォースを削りすぎたようで、13位に。「今日最後には良いバランスになれたし、決勝は予選と違うものなので、落ち着いて順位を上げていきたいと思います」。去年のカンザス戦で6位フィニッシュ。明日はフィールドの真ん中からのスタートですが、予選位置はそれほど関係ないので、初優勝を期待しましょう。

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今シーズン初のオーバル・コースとなったカンザス・スピードウエイ。あいにく、今週末はサンダー・ストームが来ると予報されていて、午前中から曇り空となりました。案の定、夕方から行われたNASCARのトラックレース中に雨が降り出し、レースは中断。その後トルネードが発生し、コースに向かってきたから大変でした。なんとか被害は免れましたが、トラックのレースは月曜日の午前10時から再開することになりました。明日も天気が悪いみたいなのでインディカーのレースは順延にならないことを祈ります。

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マルコ・アンドレッティは今回エナジー・ドリンク、“ヴェノム”のスポンサーで登場しました。昨年までのオーバルのイベントでは、初日にプラクティスが2回行われ、予選が行われていましたが、今シーズンから初日の午前中にプラクティスが一回行われて、午後から予選となり、決勝日のレース前にプラクティスが1時間設けられることなりました。その日のコンディションに合わせることができますから、ドライバーの反応もいいようです。明日のプラクティスは決勝用のセッティングに専念すると思うので、レースを占うには、そのときのタイムが参考となるのではないでしょうか。さて、今季初のオーバル・ウィナーはいったいだれになるでしょう。