<US-RACING>
マルコ・アンドレッティVSグラハム・レイホールで始まったミルウォーキーのレースは、ライアン・ブリスコーの初優勝という誰も予想しない結末を迎えた。この日11番手でスタートしたブリスコー。スタートで出遅れ14番手に下がってしまうものの、そこから果敢なアタックを見せて徐々に順位を上げ、130周目にはトップ3圏内へ。その勢いのまま161周目にチームメイトのカストロネベスを捕らえると、177周目にはトップを快走していたディクソンまで抜き去り、ついにトップに立った。終盤、周回遅れの処理に手間取り、ディクソンに並ばれるものの、なんとかピンチを乗り越え、フィニッシュへ突き進む。残り3周に目の前でマルチ・クラッシュが起きるが、間一髪切り抜け、キャリア25戦目で初優勝を歴史的なサーキットで決めた。「優勝できて最高の気分だよ。インディカー最初の優勝がミルウォーキーだなんて、ほんとうに最高さ。来週はすぐにテキサスがあってあまり時間がないけど、この2