INDY CAR

コースコンディション不良による順延で、ロジャー安川今シーズン初レースは明日に繰り越される

<Speed of Japan>
IRLインディカー・シリーズ第3戦
BRIDGESTONE INDY JAPAN300mile決勝日
2008年4月19日(土曜) 栃木県ツインリンクもてぎ
IRLインディカー・シリーズ第3戦「INDY JAPAN 300mile」決勝日となる4月19日(土曜)。ツインリンクもてぎには、前日都心で吹き荒れた春の嵐が1日遅れで到着したような非常に強い北西の風が朝から吹き付け、空は一面雲に覆われていた。もてぎのスーパースピードウェイの路面はほぼドライであったが、ターン2とターン4の出口から水か染み出ているため、乾燥作業が行われていた。
午前11時40分からオープニングセレモニーは予定通り行われて、各ドライバーは、もうマシンに乗り込んでコースに出るだけ、の状態であったが、このターン4の乾燥作業は路面に穴を開けて水を吸い出すという作業を行ったものの、染み出てくる水を完全に除去することができず、作業は難航していた。
そして、午後3時、インディ・レーシング・リーグは、この路面コンディションの改善が見られないため、この日のレースの中止を決めた。
中止決定後、ベック・モータースポーツから77号車Interush/Wellman Racingでこのインディジャパンに参戦するロジャー安川は、ファンのために急遽サイン会を敢行して、ファンサービスに努めた。
明日20日(日曜)に順延となったインディカー・シリーズ第3戦「BRIDGESTONE INDYJAPAN 300mile」決勝レースは、午前11時にスタートとなる。
ロジャー安川
「延期となってしまって大勢のファンの皆さんに申し訳ないです。ぜひ明日また戻ってきて欲しいと思っています。リーグは懸命に作業を続けてくれていますし、自分も現場を見てみましたが、安全面を考えるとレースはできないと思いますし、その判断は正しかったと思います。今日の天候はいつ雨が降ってくるかわからないような状況でしたし、明日天候が回復して200周フルでいいレースをできればいいなぁと思っています。精一杯走って楽しいレースをしたいと思いますので、皆さん応援してください。がんばります!」