INDY CAR

ロジャー安川、セットアップにセッションを費やして1日目を終える

IRLインディカー・シリーズ第3戦
BRIDGESTONE INDY JAPAN300mile練習日
2008年4月17日(木曜) 栃木県ツインリンクもてぎ
全18台のエントリーを数え、4月19日(土曜)に決勝が行なわれるIRLインディカー・シリーズ第3戦「INDY JAPAN 300mile」がレースウィーク初日を迎えた。この日の天気は「曇り、昼過ぎからは雨」という予報どおり、ツインリンクもてぎ周辺は朝からどんよりとした雲に覆われていた。そのため、通常ならセッションを2グループに分けて走行する初日の2セッションは、グループによってばらつきが無いようにとの判断で、全セッション全車での走行へと変更となった。
インディジャパンに、日本人としては最多の4回目の出場となるロジャー安川であるが、このもてぎのオーバルコースは3年ぶり。安川のチームであるベック・モータースポーツは2003年以来の参戦、そして安川とチームが組んでのレースは初めて、とブランクが大きく、さらに、安川の乗る77号車Interush/Wellman Racingはシェイクダウンもまだ終えていないということもあり、この日はチームとの確認作業を進めながらの走行となった。
午前中のセッションは予定通りトラブルなく終えたものの、午後のセッションでは、走行開始1時間を待たずに雨が落ちてきて、セッションが一時中断。30分ほどでセッションが再開したものの再び雨に見舞われ走行は終了となった。
77号車は、レギュラー参戦をしている他チームからの遅れを取り戻すため、大きなセットアップの変更をいくつか試すなど精力的にメニューをこなしたものの、電気系のトラブルも発生し、短い走行時間を有効に消化することはできなかった。結果、77号車のタイム28秒7137(平均時速190.571マイル)は最下位のものとなったが、セットアップの方向性が見えてきた部分もあり、一定の収穫のある走行初日となった。
明日18日(金曜)は、練習走行が1セッションあり、その後、決勝レースのスタートポジションを決める予選が予定されている。そしてインディカー・シリーズ第3戦「BRIDGESTONE INDY JAPAN300mile」決勝レースは、4月19日(土)午後1時にスタートとなる。
ロジャー安川
「タイムだけをみてしまうと、正直フラストレーションの溜まる結果ですが、昨年のインディ500以来マシンに乗っていないですからセッションを走れたことは楽しめましたし、この場に居られることも光栄に思っています。マシンのシェイクダウンなしでもてぎに入ったので、今日はセットアップを中心に進めたんですが、途中電気トラブルがあり走行データを取ることができなくなってしまって、セッティングも勘で進める部分があったりで大変でした。セットアップの方向についても、通常のセッションではしないような大きな変更もして短い時間でできるだけたくさんのことを吸収するように努力しました。結果、よくなった部分もあれば、そうでない部分もあり、でしたが、セッティングの方向性が少し見えてきたのでそれが救いです。明日は雨の予報ですが、走行できれば現在の自分たちにとって大きなプラスとなります。なんとか走行できればいいんですが・・・。ビハインドは大きいですが、あるものでやるしかないので、少しでも決勝に向けて、クルマをよくできるようにがんばります」