INDY CAR

インディ・カー・シリーズ第12戦ケンタッキー[初日]フォト&レポート

<US-RACING>

画像

2日間で開催されるケンタッキー・スピードウエイでのレースイベントは、初日に2回のプラクティスと予選が行われた。午前10時の時点で23度だった気温は予選が始まるころに30度まで上昇。蒸し暑くなった中、午後4時30分に予選がスタートした。2回行われたプラクティスでは総合でディクソンがトップ、2位にウエルドンが入り、ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシングの2台がワンツートップだった。しかし、予選では前戦に続きチーム・ペンスキーの2台がフロント・ローを独占した。今シーズン6度目のポール・ポジションとなったカストロネベスは、前戦のミシガンともてぎで2回のポール・トゥ・ウインを飾っている。明日のレースも勝つことができれば、ポールからスタートしたレースは2回に1度優勝していることになる。また、チーム・ペンスキーのワンツー・スタートは今シーズン5回目。ホーニッシュJr.のポール・ポジションを含めるとチーム・ペンスキーは今シーズンだけで12戦中9戦もトップからスタートしていることになった。

画像

サラ・フィッシャーがこのケンタッキーのレースだけドレイヤー・レインボールド・レーシングから参戦することになった。2004年のインディ500以来、インディ・カーのマシンをドライブしていないフィッシャーだが、初日のプラクティスでは総合17位、予選では12位と健闘した。フィッシャーは、実はこのケンタッキーのタイムレコード保持者で、2002年に女性ドライバーとしてインディ・カー・シリーズで初めてポール・ポジションを獲得している。また、2000年にはこのケンタッキーで3位フィニッシュしているだけに、このコースとの相性はいい。ダニカ・パトリックの活躍ですっかり忘れられたような感じだったが、このケンタッキーではパトリックに負けない活躍に期待したい。

画像

昨年はこのケンタッキーで8位フィニッシュした松浦。チームメイトのシャープがそのレースで優勝しており、チームにとっても得意なコースだけに今回のレースにかける期待は高い。総合プラクティスタイムで松浦は6位のタイムを記録し、予選は7位となった。「この前の3連戦ではかなり手こずっていたんですけど、今週は走り始めから調子がよくてカンザスと同じくらいはいけそうな感じですね。予選では自分達のパフォーマンスを出せてうまく走れたと思います。レースはいつも通りイエローコーションの少ない展開になると思うので、とにかく前の集団についていくことが最優先ですね」と、予選後に話した松浦。明日のレースでは今シーズン最上位フィニッシュに期待したい。

画像

シカゴの最終戦にインディ・プロ・シリーズから出場する予定を立てていたレーサー鹿島だが、急遽このケンタッキーにマイケル・クロフォード・モータースポーツから参戦することになった。2004年のカリフォルニア・スピードウエイでプロ・シリーズに参戦した鹿島は、このケンタッキーが2度目のレースとなる。午前10時からプラクティスが行われ、順調に周回を重ねた鹿島だが、29分後にターン1でバランスを崩し、マシン右側をセーファー・バリアに接触してしまった。「エンジンのオイルラインが熱で溶けてしまって穴が開き、そこからオイルが漏れたんです。漏れたオイルに火が着いたと同時にリアタイヤがそのオイルに乗ってしまいました。バランスを崩してブレーキを踏んだのですが、止まりきることはできず、ぶつかってしまいました。280キロは出ていたと思いますが、マシンのダメージはサイド・ポンツーが壊れたくらいですし、身体の方も問題なかったのがよかったです」と、話す鹿島。マシン修復のため、その後走行することができずに一日を終えた鹿島。明日のレースは一発勝負となるが、完走目指してがんばって欲しいところだ。