INDY CAR

インディ・カー・シリーズ第6戦テキサス[決勝日]フォト&レポート

<US-RACING>

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カストロネベスが今シーズン初のナイト・レースを制し、早くも今季3度目の優勝を飾った。常にトップグループで走行していたカストロネベスは、193周目に初めてトップをリードすると、残り7周をトップで走りきった。このテキサスで6戦終了したことになるが、2戦に1回はカストロネベスが優勝し、フェンス登りを披露していることになる。ポイントランキングでも1位をキープし、2位のディクソンとは、22ポイント差となった。カストロネベスが優勝したことで、ペンスキーは今シーズン4勝目を飾ったが、他の2戦はターゲット・チップ・ガナッシが優勝しているので、この2チームだけの優勝争いが相変わらず続いている。

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例年通り、大勢のファンが見守る中、今シーズン初のナイトレースは、午後8時15分にエンジンが始動し、マシンが走行を開始。夜間になっても気温は34度と蒸し暑い中、レースがスタートした。ポール・ポジションからスタートしたホーニッシュJr.も常にトップグループで走行し続けたが、最後のピットストップでエンジン・ストールをしてしまい、優勝のチャンスを逃した。インディ500のように最後の追い上げもこのテキサスでは難しく、6位でコースに戻ったホーニッシュJr.は、4位でフィニッシュするのが精一杯だった。ファイナル・ラップで2台を追い抜き4位となったところは、さすがホーニッシュJr.といった感じだが、ピットストップでミスをすることが多いような気がする。

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プラクティスで総合トップだったディクソンが2位となった。優勝したカストロネベスと全く同じ周回にピットストップを行ったディクソンだが、僅かな差でカストロネベスに追いつくことができなかった。しかし、ワトキンス・グレンで優勝し、ランキングでも2位につけているディクソン。2003年のシリーズ・チャンピオンが、再びランキング争いで中心人物になろうとしている。

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この日171周の最多リード・ラップを築き、レースを先導していたウエルドン。しかし、最後のピットストップ後に、再びレースをリードすることはできなかった。「もうこれ以上、ペンスキーに負けることは我慢できないよ」と、レース後に悔しさを露にしていた。インディ500でもそうだが、開幕戦の優勝以来、オーバルのレースではリードするものの最後の最後で優勝に絡むことが出来ない状況が続いている。次戦は自身も優勝経験のあるリッチモンド。この鬱憤を晴らすレースに期待したい。

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レース序盤、トップグループで走行し続けた松浦。最初のピットストップ後に後退してしまうが、それまでの走りは2強チームと遜色のない走りだった。「最初のピットストップでウイングの調整をしたら、少し遅くなってしまいました。あと、ピットアウトのときにダニカがきてしまったため、3秒待ったのも運が悪かったですね。全体的にはいいレースができたと思います。今後はペンスキー、ガナッシとのギャップをなくすようにしなければならないですね。次のリッチモンドが楽しみです」と、8位でフィニッシュした松浦はレース後に語った。チームメイトのシャープは5位に入り、チーム的にもペンスキー、ターゲット・チップ・ガナッシにあと一歩まで迫ってきた感が強い。今後はアンドレッティ・グリーンを凌ぎ、3強チームと呼ばれる活躍に期待したい。