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インディ・カー・シリーズ第6戦テキサス[初日]フォト&レポート

<US-RACING>

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今シーズン初のナイトレースとなるテキサスは、併催されるNASCARのトラック・シリーズのレースが金曜日の夜に開催されるため、例年通り初日の木曜日に午後7時30分から予選が行われた。先週のワトキンス・グレンとは打って変わり、快晴となったテキサスは、午後7時25分の時点で気温35度と蒸し暑いコンディションの中で予選がスタートした。予選までに2回行われたプラクティスで、総合3位だったホーニッシュJr.が3番手にタイムアタックし、24.5197秒を記録すると誰もホーニッシュJr.のタイムを更新することができず、今シーズン3度目のポールポジションを獲得した。もてぎでカストロネベスがポールポジションを獲得しているので、これまでのオーバルのレースは、すべてペンスキーがポールポジションからスタートすることになった。

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初日に2回、2つのグループに分かれてプラクティスが行われた。第1プラクティスは、午後2時30分から45分ずつ午後4時まで行われたが、その僅か30分後に2回目のプラクティスが30分ずつ午後5時30分まで行われる慌しい練習走行となった。この2回のプラクティスで共にトップタイムを記録し、総合でもトップとなったのが、先週のワトキンス・グレンで優勝したディクソンだった。予選では4位に留まることになったが、チームメイトのウエルドンが予選2位に着けている。予選3位にはカストロネベスが入り、もてぎからペンスキー、ターゲット・チップ・ガナッシの2チームがオーバルの予選トップ4を独占する状況は、このハイバンク・オーバルのテキサスでも変わりはない。

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2回目のプラクティスでは4位のタイムを記録し、総合で6位と仕上がりとしては好調な感じを受けるタイムでプラクティスを終えた松浦。しかし、予選では16番手にタイムアタックを行うと、トップのホーニッシュJr.から約0.2秒差となる24.7607秒を記録し、10位からスタートすることになった。「予選ポジションは、昨年に比べたらかなり良かったのですが、ちょっときわどいところです。ガナッシとペンスキーがショート・ホイール・ベースを使っているのですが、今回はテストするタイミングがなくて僕達はロング・ホイール・ベースを使っていますから。ロング・ホイール・ベースだとハンドリングが少し悪いので、明日ショート・ホイール・ベースにするかどうか迷っていますね。ロング・ホイール・ベースでは24秒後半が限界だと思います。今回のレースはトラック・コンディションがすごく重要になると思いますね。前に出たら抜かれないだろうし、後ろにいても抜けないような状況だと思います。作戦をたてるのが難しいですね。でも、いいレースができると思いますよ」と、予選終了直後に話した松浦。明日のプラクティスでハンドリングを改善し、レースでの活躍に期待したい。

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レイホールの3台もこのテキサスからダラーラにシャシーを変更し、とうとうパノス・ユーザーがいなくなってしまった。第1プラクティスでは2つのグループに分かれて走行するのだが、ダラーラのシェイクダウンとなったレイホールだけ、どちらのセッションも走行が許された。総合タイムではダニカ・パトリックが11位のタイムを記録したが、予選ではライスの14位がチームでトップになった。レイホールと言えど、さすがにいきなり好タイムを記録することはできず、この週末に多くのことを学ぶことになるだろう。インディ・カー・シリーズもタイヤ、エンジン、シャシーが、現状ではワンメイクのシリーズになってしまった。