INDY CAR

インディ・カー・シリーズ第4戦ポールデイ[前日]フォト&レポート

<US-RACING>

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今週は水曜日からプラクティスが行われ、金曜日までに3日間の走行が行われた。水曜日、木曜日は雨のため走行時間が短縮されたが金曜日は快晴となり、先週の1回目のプラクティスが始まって以来、初めて午後12時から午後6時までのフルタイムでプラクティスが行われた。このセッションで39.4867秒を記録し、トップとなったのはペンスキーのホーニッシュJr.。87周を走行し、83周目にトップタイムを記録した。2位にはディクソン、3位にウエルドンとターゲット・チップ・ガナッシの2台、4位にはカストロネベスと、相変わらずこの2チームがトップ4を独占した。明日の予選はこれまでの経過からみても事実上、この4人のドライバーによってポールポジションが競われることになるだろう。

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トータルで81周走行した松浦は71周目に39.9154秒を記録し、このセッションで7位となった。4周の平均スピードでも225マイル台をコンスタントに出している松浦は、予選にむけて「僕自身はまだまだスピードを削って行くことができるんですが、エンジニアがどの部分を削ったらいいのかかなり悩んでいる状況ですね。予選のシュミレーションでは結構いいバランスになってきていますが、それよりもレースのセットアップのほうが心配なんです。他のチームもてこずっているようで、かなり難しい状況ですね。予選はそこそこいけると思います。ペンスキーとガナッシがちょっと抜けているけど、5番手以降は、フェルナンデスとAGRの戦いになると思います。フロントローは難しいけど、2列目には並びたいですね」と話した。これまでの総合プラクティスタイムでも8位となっているだけに、明日の予選で天候などに左右されなければトップ10内に入ることはできるだろう。それよりもレースのセットアップがうまくいっていないのが気になるところ。プラクティスの時間も残り少なくなってきているだけに早くセッティングがまとまるといいのだが。
画像参戦が決まってはいなかった安川は、先週の土曜日からインディアナポリス入りしていた。昨年からインディ500だけに参戦しているプレイヤ・デル・レーシングでスポッターをしながら、いつでも乗れるような準備をしていたのだ。案の定、同チームで参戦していたドライバーのパフォーマンス不足で、今日急遽、カーナンバー12のマシンをドライブすることになった。「パノスの車では久しぶりの走行だったので、様子を見るような感じでしたね。ペダルとかヘッドポジションがちゃんとした位置になっていなかったので、乗りにくかったですが、とりあえずはスピードがちゃんと出るかという確認をするために乗りました。車の仕上がりは悪くないのですが、エンジニアがいないので不安はありますね。自分の運転技術に自信があっても、エンジニアのしめる部分は全体的に見ても大きいですから。今日はとりあえず自分が乗りやすいようにマシンをセッティングしたという感じで終わりました」と、話した安川。それまでジョン・ハーブが記録していたタイムは44.0951秒が最高タイムだったが、ロジャーがドライブするとすぐに41.1964秒をマークした。明日は午前にプラクティスがあるものの午後からは予選となる。「さすがに予選は期待できないですよね。25位前後でしょう。順位というよりも220マイル台を出すのが目標になると思います」と、予選について話した。チームからの正式な発表は明日になるらしいが、参戦がほぼ確実となっただけに今後の活躍に期待したい。