INDY CAR

BRIDGESTONE INDYTM JAPAN 300mileのペースカードライバーにMotoGPライダー玉田誠

<ツインリンクもてぎ>
画像 ツインリンクもてぎで開催されるINDY JAPANのペースカードライバーにMotoGPライダーの玉田誠(コニカミノルタ ホンダ)が決定した。
 インディカー・シリーズの決勝では、「ローリングスタート」方式が採用されている。「ローリングスタート」とは、F1などの停止状態からのスタートと違い、オープニングラップと呼ばれる最初の一周が終わるとグリーンフラッグが振られスタートとなる方式。玉田が運転するペースカーとは、オープニングラップの先導をするクルマのことで、後ろには全車が1列に並んで走ることになる。
 インディ500のペースカードライバーには毎年豪華ゲストが登場する。元合衆国国務長官コリン・パウエル(2005年)やバッドマンビギンズ、ダニー・ザ・ドッグで知られる俳優モーガン・フリーマン(2004年)、NBCテレビ「Tonight Show」の司会で知られるジェイ・レノ(1999年)は記憶に新しく、パウエル前国務長官の「インディはアメリカ人にとってアップルパイのようなもの」というコメントがいかにインディが愛されているかを物語っている。
 ドライバーを務める玉田は1995年に全日本ロードレースにデビュー。2003年からはFIMロードレース世界選手権大会MotoGPクラスに参戦している。2004年にはリオGPと日本GPで優勝を果たすなど、実力、人気ともにそろったライダーで、INDY JAPAN終了後の4月30日にはトルコGPと世界をまわっている。玉田は「隊列を整えるという大事なことができるとあって光栄に思います。初めて現場でインディを見ることができるのでそのことも楽しみです」とコメントした。
<玉田誠プロフィール>
玉田誠
1976年11月4日生まれ
愛媛県出身
1994年 九州選手権GP250クラス&SP250クラス チャンピオン
1995年 全日本ロードレース選手権GP250クラス ポイントランキング11位
1996年 全日本ロードレース選手権GP250クラス ポイントランキング14位
1997年 全日本ロードレース選手権GP250クラス ポイントランキング6位
1998年 全日本ロードレース選手権GP250クラス ポイントランキング4位 
鈴鹿8時間耐久10位
1999年 全日本ロードレース選手権スーパーバイククラス ポイントランキング5位 鈴鹿8時間耐久8位
2000年 全日本ロードレース選手権スーパーバイククラス ポイントランキング3位 鈴鹿8時間耐久43位
2001年 FIMスーパーバイク世界選手権SUGO大会 優勝
全日本ロードレース選手権スーパーバイククラス ポイントランキング2位 
鈴鹿8時間耐久4位
2002年 FIMスーパーバイク世界選手権SUGO大会 優勝
全日本ロードレース選手権GP250クラス ポイントランキング4位 
鈴鹿8時間耐久2位
2003年 FIMロードレース世界選手権大会MotoGPクラス
ポイントランキング11位(ムジェロGP4位、リオGP3位)
2004年 FIMロードレース世界選手権大会MotoGPクラス
ポイントランキング6位(リオGP1位、日本GP1位、ポルトガルGP2位)
2005年 FIMロードレース世界選手権大会MotoGPクラス
ポイントランキング11位(日本GP3位)
2006年 コニカミノルタ ホンダチームよりFIMロードレース世界選手権大会MotoGPクラス参戦