INDY CAR

松浦孝亮、2006年もスーパーアグリ・フェルナンデス・レーシングからインディ参戦継続

<SUPER AGURI FERNANDEZ RACING>
2006年1月23日、スーパーアグリ・フェルナンデス・レーシングのチーム代表である鈴木亜久里と共同オーナーのエイドリアン・フェルナンデスは、2006年シーズンも引き続きドライバーに松浦孝亮を起用し、IRL IndyCar Seriesに参戦することを決定した。スーパーアグリ・フェルナンデス・レーシングは2002年12月に鈴木亜久里とエイドリアン・フェルナンデスによって結成され、今年でIRL IndyCar Series参戦4年目に入る。
松浦孝亮は2002年にドイツF3選手権でシリーズ2位、2003年にフォーミュラ・ルノーV6ユーロカップでシリーズ3位を獲得し、2004年からIRL IndyCar Seriesに戦いの場を移し、今年で参戦3年目のシーズンを迎えることになった。
松浦孝亮はデビューイヤーの2004年にIndy500とシリーズのルーキー・オブ・ザ・イヤータイトルをダブル受賞。2005年は波に乗りきれずランキング14位にとどまったが、インフィ二オンとワトキンスグレンの両ロードコースイベントで6位フィニッシュし非凡な才能を披露した。2006年はシャシーをパノスからダラーラに変更する改革のもと、IRL IndyCar Series全14戦に参戦し、日本人初の優勝を目指している。
松浦孝亮
「2006年もスーパーアグリ・フェルナンデス・レーシングとともにシーズンを迎えることができ、本当にうれしく思います。アメリカのトップフォーミュラで戦って早くも3年目のシーズンになりましたが、今年はこの2年間積んできた経験を余すことなく活かし、全てのレースでトップ争いに加わり存在感をアピールしたいと思います。シャシーも変更し、私の要望を100%取り入れてもらえたチーム体制になり、今はシーズン開幕が待ち遠しい気持ちで一杯です。」
鈴木亜久里(チーム代表)
「2006年のIRL IndyCar Seriesも継続して松浦孝亮を起用し戦うことを決定しました。孝亮はこの2年間アメリカで多くの経験を積み、今年はそのキャリアを活かし確実に結果を残すシーズンであると位置づけています。ルーキーでありながら素晴らしいパフォーマンスをみせてくれた2004年、歯車が噛み合わず我慢の走りに徹した2005年のシーズンを経て、一回り成長した孝亮が必ずチャンピオン争いに加わるバトルを見せてくれると確信しています。我々の活動をサポートしていただいているホンダ、パナソニック、オートバックス、そしてファイアストンと一緒に多くのファンにエキサイティングでスリリングなレースをお見せしますので、応援を宜しくお願いします。」