昨年の11月のメキシコを最後に、2005年の最終戦が終了して以来、USレーシングの方では原稿らしきものを書いていませんでした。でも今月からまたひさびさにFrom USが再開するとのことで、自分もこれからは今までよりも頻繁に登場することになりそうです。
装い新たに2006年を迎えたUSレーシングでも取り上げられていますが、ついにトヨタが2007年からネクステル・カップに参戦することを発表しましたね。
写真でもご覧のとおり、アメリカのフリーウェイでよく見かけるあのカムリもNASCAR・ネクステル・カップ仕様として登場すると、さすがにアメリカン・ストックカー・マシンに大変身。思えば自分がこのレースメディアの仕事に携わるきっかけとなったのは、そのトヨタのCART参戦がきっかけでした。1996年冬のデトロイト・ショーから始まって、その年はCARTレースのほぼ全戦をカバーしました。もうあれから数えて今年で11年目に入ったわけで、いろいろと状況が変わるなか月日の経つのは早いなぁ、と思う今日この頃です。
2002年を最後にマニュファクチャラーズ・タイトルを手に入れたホンダとトヨタの両メーカーが、戦いの舞台をチャンプカーからインディカーへと移した後も、USレーシングは両シリーズで現地取材を継続してきました。自分は主にチャンプカーの取材を担当してきましたが、2004年の半ばから取り組んできた小樽グランプリ構想が、これまでにかなり進展してきたことをとてもうれしく思っています。今年もレースを転戦取材に加えて、アメリカと日本を行き来する仕事のなかで、USレーシングをご覧になっている皆様に現地の雰囲気を伝えて行きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。