INDY CAR

●インディ・カー・シリーズ第14戦インフィニオン【初日】朝がパンターノ、午後はブリスコーとガナッシのルーキーが絶好調

<US-RACING>
1970年以来のインディ・カー・レースとなる西海岸のインフィニオンは、10年目を迎えたIRLにとって初めてのパーマネント(常設)ロード・コースとなる。4月に行われた合同テストではホンダ・ダラーラのフランキッティが76.1051秒のトップ・タイムを出していたが、いざ蓋を開けた初日はトヨタ勢が席巻。午前はこのレースが初めてのパンターノがトップとなり、最後はブリスコーとチップ・ガナッシ・レーシングのトヨタ・パノスが好調だ。
●プラクティス1:初参戦のパンターノが衝撃的なデビュー
快晴ながら、肌寒い朝を迎えたカリフォルニア州ソノマ。2時間に渡って行われた最初のセッションでトップ・タイムを記録したのは、このレースが初めてとなるパンターノだった。ジャック・ラジアの代わりにエントリーした26歳のイタリア人は、水曜日にこのインフィニオンでルーキー・テストをしたばかり。76秒.9374のベスト・タイムをマークし、2位はチームメイトの2003年チャンピオン、ディクソンで76.9936秒と僅差だ。この二人だけが76秒台に入れ、3位はカストロネベスの77.0903とトップ3をトヨタ勢が占めている。
●プラクティス2:F1のテスト経験豊富なブリスコーがトップへ
いっきに気温が上昇し、30度を越えた中で始まった2度目のプラクティス。トップ・タイムを叩き出したのはまたしてもガナッシで、今度はルーキーのブリスコーがトップとなった。76.5744秒とコンマ4秒近くもタイム・アップし、2位はカストロネベスの76.6157秒。またしてもトヨタ勢がワンツーを席巻することになり、3位にやっとホンダ・ダラーラのカナーンが入る(76.6585秒)。4位は朝のセッションで2位だったディクソンで、5位に4月のテストでトップだったフランキッティが食い込む。気温の違いによるものか、フランキッティのテスト時のタイムはまだ上回っていない。
日本勢にとってもうれしいロード・コースが舞台の今回、しかし松浦はトップと同じパノス・シャシーながら78.9272秒と2秒近くも遅れてしまう。2度目のセッションでは若干タイムを縮め、78.8891秒を記録。だが朝と同じ16位と、課題の多い初日になってしまった。一方の安川は80秒を切ることができずに、80.3406秒の20位で最初のセッションを終了。午後はさらにタイムを落としてしまい、80.3921秒で同じ20位に終わる。トップから4秒近くの差をこれからいかに挽回するか。