INDY CAR

●インディ・カー・シリーズ第10戦ミルウォーキー【決勝】怒涛の追い上げで今季2勝目を挙げたホーニッシュ

<US-RACING>
気温36度の猛暑の中でレースはスタートし、ホーニッシュが112周に渡ってリード。だがギアボックス・トラブルに見舞われて後退し、終盤168周目のコーションでピットに入らなかったフランキッティとカナーンも前に出て6番手まで後退する。不運はまだ続き、残り40周でカストロネベスと接触してチームメイトがクラッシュ。必勝を誓ったホーニッシュはここから凄まじい追い上げをみせ、AGRの3人を次々とパスして今季2勝目を達成した。
Lap by Lap
・レースは一周1マイルのオーバルコースを225周する合計225マイル
・ピットロードのスピード制限は、60mph
・マシンがコースインしてから3周目にグリーン・フラッグが振られてレースがスタートする
・レースで使用できる燃料は合計100ガロンまで
・インディアナポリス500マイルレースを3度制覇しているジョニー・ラザフォードがシボレーSSRのペースカーをドライブする
・スタート時の気温は36度、コースの路面温度は50度
午後1時46分、インディアナポリス500マイルレースを4度制覇し、今回のメナードA.J.フォイト・インディ225のグランドマーシャルを務めるA.J.フォイトが、「ア・レディ・アンド・ジェントルメン、スタート・ユア・エンジンズ」の号令をかけ、21台のマシンが一斉にエンジンを始動してグリッドを離れる。
Lap 1:グリーン・フラッグ。ホーニッシュが集団を0.3327秒リードしてターン1を制する
Lap 5:ホーニッシュがカストロネベスを0.6558秒リード。
Lap 10:ホーニッシュがカストロネベスを0.8849秒リード。
Lap 15:ホーニッシュがカストロネベスを1.0121秒リード。
Lap 20:ホーニッシュがカストロネベスを0.5939秒リード。
Lap 25:ホーニッシュがカストロネベスを0.5420秒リード。
Lap 35:ホーニッシュがカストロネベスを0.8340秒リード。
Lap 40:ホーニッシュがカストロネベスを0.4734秒リード。
Lap 51:ホーニッシュがカストロネベスを0.4800秒リード。
Lap 55:ホーニッシュがカストロネベスを0.3627秒リード。
Lap 58:イエロー。ターン1付近でパーツの破片らしきものが見つかる。リーダーはホーニッシュで、以下カストロネベス、ウエルドン、フランキッティ、カナーンと続く。
Lap 60:トップグループがピットインしてタイヤ4本交換と燃料補給を行なう。ディクソンはピットインせず。フランキッティとシャープはウイングを調整。ハータとシャープはタイヤの空気圧を調整する。ホーニッシュがトップでピット・アウト。以下ウエルドン、カストロネベス、フランキッティ、シェクターと続く。
Lap 70:グリーン・フラッグ。ホーニッシュがターン1にトップで進入。
Lap 75:ホーニッシュがウエルドンを0.4907秒リード。
Lap 80:ホーニッシュがウエルドンを1.2482秒リード。
Lap 85:ホーニッシュがウエルドンを1.1054秒リード。
Lap 90:ホーニッシュがウエルドンを1.5913秒リード。
Lap 95:ホーニッシュがウエルドンを0.8044秒リード。
Lap 100:ホーニッシュがウエルドンを1.1320秒リード。
Lap 105:ホーニッシュがウエルドンを1.3787秒リード。
Lap 110:ホーニッシュがウエルドンを1.6247秒リード。
Lap 112:ウエルドンがターン1でホーニッシュをパス。
Lap 115:ウエルドンがホーニッシュを1.7783秒リード。
Lap 120:ウエルドンがホーニッシュを4.1828秒リード。
Lap 125:ウエルドンがホーニッシュを3.1580秒リード。
Lap 126:イエロー。パトリックが4分の1回転スピンしてマシン左前方から壁に激突。その衝撃でマシンはスピンしたままターン2内側の壁に当たって停止。パトリックはセーフティ・チームの力を借りずに、自力でコックピットから脱出する。トップはウエルドンでカストロネベス、ホーニッシュ、フランキッティ、カナーンがこれに続く。
Lap 130:トップ・グループがピットインしてタイヤ4本交換と燃料補給を行なう。ホーニッシュはピットでウイング調整も行なう。ウエルドンのマシンは燃料給油ホースが完全に外される前にピットレーンを離れようとしてしまうが、最終的にトップでピット・アウト。以下の順位はカストロネベス、ホーニッシュ、フランキッティ、カナーン。集団がピットアウトする際にラジアとカーペンターがピットレーンで接触し、ラジアのマシンはサスペンションを破損する。
Lap 140:グリーン・フラッグ。ウエルドンがトップでターン1へ進入。
Lap 145:ウエルドンがカストロネベスを0.6767秒リード。
Lap 150:ウエルドンがカストロネベスを0.6841秒リード。
Lap 155:ウエルドンがカストロネベスを0.4093秒リード。
Lap 160:ウエルドンがカストロネベスを0.6380秒リード。
Lap 165:ウエルドンがカストロネベスを0.5222秒リード。
Lap 168:イエロー。ライスがスピンしてターン2の外壁に激突。ライスはセーフティ・チームの助けを借りずに自力でマシンから降りる。
メディカル情報:ダニカ・パトリックはインフィールドのケア・センターで診察を受けるが、特に異常無しとのことでセンターから解放される。
Lap 170:トップ・グループがピット・イン。フランキッティとカナーンはピット・インせず。カストロネベス、ホーニッシュ、ウエルドンは燃料補給のみ。カストロネベスはウイング調整も行なう。シェクターはタイヤ交換と燃料補給。ウエルドンがトップでピット・アウトする。
Lap 177:グリーン・フラッグ。フランキッティがトップでターン1へ進入。
Lap 180:フランキッティがカナーンを0.7488秒リード。
Lap 187:カストロネベスがホーニッシュと接触し、4分の1回転スピンしてターン2の外壁に衝突する。カストロネベスはセーフティ・チームの手を借りずに自力でマシンを降りる。
メディカル情報:ライスはインフィールドのメディカル・センターで診断を受けたのち、異常なしとの診断でセンターからリリースされる。
Lap 190:この時点でのトップはフランキッティで、以下カナーン、ウエルドン、ホーニッシュ、シェクターと続く。
Lap 195:グリーン・フラッグ。フランキッティがトップでターン1へ進入。
Lap 205:フランキッティがホーニッシュを0.9883秒リード。マシン左後方の破損を修復したカストロネベスが、レースへ復帰する。
Lap 210:フランキッティがホーニッシュを0.0744秒リード。
Lap 211:ホーニッシュがフランキッティをターン1でパス。
Lap 213:フランキッティがターン1と2の間で失速したホーニッシュをパスしてトップへ再浮上する。
Lap 215:フランキッティがホーニッシュをパスして0.5465秒リードする。
Lap 217:ホーニッシュがターン1でフランキッティをパス。
Lap 220:ホーニッシュがフランキッティを0.9995秒リード。
Lap 224:ホワイト・フラッグ。ホーニッシュがフランキッティを0.4246秒リード。
Lap 225:チェッカード・フラッグ。サム・ホーニッシュが0.3836秒差をつけてABC Supply Co/A.J.Foyt 225で優勝。
優勝したホーニッシュはインディカー・シリーズでキャリア14勝目を果たし、シリーズ最多優勝回数の記録を更新。この勝利は3月のフェニックス以来で、今シーズン5度目の2位以内フィニッシュとなる。
今回の優勝は、マールボロ・チーム・ペンスキーにとってインディカー・シリーズにおける15度目の勝利となった。これは6月に開催されたリッチモンドでのカストロネベスの優勝以来。
2位に入ったフランキッティは昨年に続きミルウォーキーでの2位以内フィニッシュとなった。
3位入賞のシェクターは、過去5戦で4度目の5位以内フィニッシュ。
10位フィニッシュのシャープにとって、インディカー・シリーズにおける通算100回目のレースだった