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●インディ・カー・シリーズ第8戦カンザス【初日】フォト&レポート

<US-RACING>

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リッチモンドのナイト・レースから一週間後、アメリカのほぼ中心地点となるカンザスで第8戦が開催。今年から2日間のイベントとなり、初日の午前中に2回のプラクティスが行われ、午後12時45分から予選がスタートした。第1プラクティスでトップ・タイムを記録したパトリックが、予選で見事ポール・ポジションを獲得。2002年にサラ・フィッシャーがポールを獲得して以来、女性ドライバーとして2人目の快挙となった。また、ルーキー・イヤーに女性ドライバーがポール・ポジションを獲得したのは初めてのこと。昨年のカンザスで優勝争いを演じたチームメイトのライス、メイラが2位、3位となり、レイホール・レターマン・レーシングがトップ・スリーを独占した。昨年はライスとメイラのバトルとなったが、今年はパトリックが加わり、さらに白熱したチームメイト同士のサイド・バイ・サイドとなることを期待したい。女性ドライバーによる初優勝は実現するだろうか?

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第1プラクティスで18位となった安川は、第2プラクティスで19位と低迷。今回は2日間で開催されるため、レース・セッティングを中心に行ったという。予選用のセッティングまでできる状況ではなく、単独でのスピード・アップを図ることができなかった。それでも予選ではポジションを上げることに成功し、予選17位から明日のレースを迎える。「単独で210.5マイルくらい出れば良いかなと思っていたんで、想像していたスピードでした。レースセットの方はまだ完璧では無いんですけど、そんなにひどくも無いです。明日の方向性は見えているので、そういう意味では、レースも期待できると思います。予選はテキサスもそうですが、単独だとぜんぜん遅いですね。空力の問題なのかどうかはなんとも言えないんですけど。スピードを上げることよりもレースのセッティングを詰めていく方向でがんばります」と話す安川。明日のファイナル・プラクティスで、レース・セッティングの更なる向上に期待したいところだ。

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テキサス、リッチモンドとトップ10内でフィニッシュしている松浦。今回は再びハイスピード・オーバルが舞台となる。初日の第1プラクティスで6位と好位置でセッションを終えた松浦は、第2プラクティスでタイム・アップすることができず15位に留まった。予選でもポジションを挙げることが出来なかった松浦は予選15位からレースをスタートすることになる。「こんなもんですかね。レース・カーはうまく仕上げられると思うので大丈夫です。予選のスピード自体はぜんぜんだめですけど、レースでのクルマに期待して、明日のファイナル・プラクティスをやりたいと思います。今日の2回目のプラクティスではいろいろ試してみたんですけど、ハンドリングは良くてもスピードがでない。病気みたいなもんですね。トラフィックのなかで良い動きする車に仕上げて、レースに臨みたいです」と松浦。確かにこのコースは予選順位よりもレースでのセッティングに焦点をあてた方が、トップ集団で走行し続ける可能性が高い。追いついていけば優勝する可能性も増えるだけに、明日のマシンの仕上がりに期待したい。