<SUPER AGURI FERNANDEZ RACING>
2005 IRLインディカー・シリーズ第6戦「ボンバーディア・リアジェット500」
■■■イベントデータ■■■
【日程】6月9〜11日
【開催地】テキサス州フォートワース
【コース】テキサス・モーター・スピードウェイ
【距離】1.5マイル(2.414km)×200周
■■■コース概要■■■
<テキサス・モーター・スピードウェイ>
「シリーズ最大の24度バンクを持つクロースフィニッシュの聖地」
テキサスのレースは非常に人気が高い。その理由は、インディカー・シリーズ最大の24度のバンクを持つサーキットで行われるところにある。全長は1.5マイル(2.414km)だが、コーナリングスピードが極めて高く、サイド・バイ・サイドのバトルがレース全体を通じて繰り広げられる。しかもナイトレースで行われるため、そのスリリングなファイトがカクテル光線を浴びてさらにエキサイティングになる。レースがクロースフィニッシュとなる例も多く、その興奮を求めて多くのファンが集まるのだ。
[2004年フェニックス成績(松浦孝亮) スタート順位:4位 決勝順位:16位
■■■レースプレビュー■■■
<マシンへの理解度が深まり、戦いはさらにハイレベルに>———–
シリーズ最大のイベントであるインディ500を終えたIRLインディカー・シリーズは、ほとんど休む間もなく第6戦「ボンバーディア・リアジェット500」を迎える。テキサス州フォートワース郊外にあるテキサス・モーター・スピードウェイで、2005年シーズンは中盤戦へと突入する。
インディ500で長期間のプラクティスを行ったことにより、各チーム、ドライバーともにマシンへの理解はさらに深まっている。シリーズ屈指のハイバンクオーバル、テキサス・モーター・スピードウェイでは、よりレベルの高い接近戦が繰り広げられることになるだろう。
<ドライバー、クルーに過酷な高温多湿のコンディション>———–
6月に入り、アメリカ大陸の南半分はもう夏を迎えている。メキシコ湾に面したテキサスは、すでに真夏のような暑さとなっている。この地で開催される「ボンバーディア・リアジェット500」はナイトレースのため、幾分涼しくはなるが、フォートワース界隈は湿度も高くなることが多い。高温多湿というコンディション下での戦いは、ドライバー、そしてクルーたちにとって過酷なものとなる。
■■■コメント■■■
<松浦孝亮>
「今回も戦闘力のあるマシンに仕上げられるはず」
「昨年のテキサスでは、2戦ともメカニカルトラブルが発生したために最後まで走り切ることができませんでした。どちらのレースでもマシンの調子は非常に良かっただけに悔しい結果となりました。今回も戦闘力のあるマシンに仕上げられるはずですが、まずは完走を目標としたいと考えています。インディ500を終えた後に日本へ戻り、気分をリフレッシュすることもできました。週末のレースには自信を持って臨むことができます」