INDY CAR

予選日直前最後の練習日は雨で中断、ロジャー安川走行できず

<DREYER & REINBOLD Racing>
インディカー・シリーズ第5戦89th Indianapolis500mile Race
練習走行4日目・レポート:5月13日(金)
予選前最後の練習日となる金曜日、昔からこの日はファスト・フライデーと呼ばれている。なぜなら、予選に向けて各チームがマシンを仕上げていき、これまでで最も速いタイムが記録されるからだ。この日の正午の気温は25度と低めで、今年も、そのファスト・フライデーにふさわしい好記録が期待できそうな晴天の下グリーンフラッグが振られることとなった。チームは予選に向けたセットを進めるためロジャー安川の24号車の走行を予定していた。しかし、マシンの準備が遅れており、走行が開始され2時間が経とうとしたところで、ようやくマシンをピットへ並べることができたのであった。しかし、安川がマシンに乗り込む直前、コース上で2台のマシンが絡むクラッシュが起き、走行セッションは中断してしまった。このセッション中断は一時間以上におよび、さらにその間に、天候は急激に悪化し、ついに雨が降り始めてしまう。その雨は一旦は上がったものの、すぐにまた降り出し雨足は強くなる一方。そして、午後3時31分、この雨により走行セッションは終了してしまった。
残念ながら今日行なう予定であった予選シミュレーションは一切確認することすらできない状態になったが、明日早朝には最後の走行セッションが2時間ほど用意されていることから、ここで集中的に作業を進めていく。
今年から変更された新しい予選方法では、明日のポール・デーでは、ポールから11番手までのグリッドが決められることとなる(明後日のセカンド・クオリファイで12番手から22番手、21日に23番手から33番手。そして22日がバンプ・デーとなる。バンプ・デーではグリッドを獲得していないマシンが速いタイムで予選を通過した場合、それ以前に行なわれた予選で最もタイムの遅いマシンからそのグリッドをはく奪されることになる)。チームとしては、上位グリッドを獲得するため、明日の予選を無理に通して下位タイムで通過して22日にバンプされるよりも、速いタイムの出せるマシンに仕上げ、ベストなタイミングでグリッドを獲得したいという意向を持っており、これから続く4日間の予選を有効に使ってベストなスターティング・グリッドを獲得していく予定。
明日のポール・デー、予選初日は午後12時から6時まで(日本時間15日の午前2時から午前8時まで)予選が行なわれる予定である。
ロジャー安川(ドライバー#24カー)
「今日は走行する予定でしたが、残念ながら走ることはできませんでした。予選シミュレーションは明日、予選セッション前の最後のプラクティスで少し詰められると思います。ここでタイムが速ければ予選に出場しますし、それほどスピードが伸びないようなら、もう少し様子を見て、セカンド・クオリファイ(日曜日)で予選アタックをすることも考えています。新しくなった予選方法をよく見極めて、スタート・ポジションだけでなくトータルでレースを見てベストな選択をしていきたいと思います。とりあえず、マシンが少しでもよくなっていることを期待してます」