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●IRL R4 もてぎ【二日目】:ホーニッシュJr.&トヨタが日本で今季初ポール

<US-RACING>
昨日トヨタ&チーム・ペンスキーにトップを許したホンダ&アンドレッティ・グリーン・レーシングのフランキッティが、朝のプラクティスでトップ。だが予選ではAGRが気温の高い序盤にアタックしたのに対し、雲が出て気温が下がった終盤、好コンディションのなかで予選に臨むことができたホーニッシュJr.がトップに浮上する。この3戦ポールを獲ってきたAGRを凌いで、ペンスキーのトヨタ・ダラーラが今季初ポールを獲得した。松浦はシフトダウンが決まらず9位、マシンの不調が改善しない安川は21位に終わる。
●プラクティス3:フランキッティのトップで幕を開けた二日目
初日同様、夏を思わせるようなすばらしい天候に恵まれたツインリンクもてぎ。午前9時30分の時点で気温25度と絶好のコンディションで予選前最後のプラクティスが行われ、フランキッティが昨日のカストロネベスのトップ・スピードを約2マイルも上回る205.011mph(26.6912秒)をマークしてみせた。唯一の205マイル台である。2位は昨年のもてぎ覇者ウエルドンの204.536mph(26.7532秒)で、アンドレッティ・グリーンのホンダ・ダラーラが挽回。初日トップのカストロネベスは、204.249mph(26.7908秒)で3位に終わった。
●予選:好コンディションの中、ホーニッシュJr.&トヨタ・ダラーラが逆転
昼ごろには32度まで気温が上がり、湿度も含んだコンディションはまさに真夏そのもの。予定どおり午後12時30分から予選が始まり、最初のアタッカーとなったハータが200.154mph(27.3398秒)を記録する。プラクティスで好調なアンドレッティ・グリーン・レーシング(AGR)だっただけに好スピードが予想されたが、暑さのせいかそれほど伸びない。だが続いて3番目にアタックしたチームメイトのウエルドンは、204.227mph(26.7937秒)をマーク。昨年に続く、連続ポールの期待がかかる。
4番目のアタッカーは、朝のプラクティスでトップだったフランキッティ。203.990mph(26.8249秒)とチームメイトのウエルドンにわずか届かず、5番目のメイラも204.160mph(26.8025秒)と肉迫したが、ウエルドンを上回ることはなかった。しかし8番目にアタックした昨日のトップ、カストロネベスは204.447mph(26.7649秒)と朝の自己スピードを更新し、この時点でトップに踊り出る。午前中のプラクティスで3位に甘んじていたトヨタの新エンジンは、予選で力を発揮した。
このままカストロネベスがポールとなるのか、注目の予選は中盤を過ぎ、午後1時前になってパトリックがコースへ。初めての国、初めてのコースで様々なプレッシャーがかかる4度目の予選となったが、みごと204.502mph(26.7577秒)を叩き出し、トップに浮上。唯一の女性ドライバーの活躍に、2万2千人の日本のファンから大歓声が上がった。この頃から空には雲が出始め、少しずつ気温が下がっていく。その中でシャープも204.455mph(26.7577秒)を記録し、2番手に入った。
これでカストロネベスは3番手に転落してしまったが、気温が下がった好条件の中でアタックしたチームメイトのホーニッシュJr.が204.740mph(26.7266秒)をマーク。これまでの自己ベストを記録できたホーニッシュJr.がトップに躍進し、そのままポール・ポジションを決めた。トヨタ・ダラーラが今年初めての予選トップを日本で決め、2列目4位にはカストロネベス。だが他のトヨタ勢はマニングの12位が最高と、ペンスキーだけが抜きん出たかたちとなっている。
地元でトヨタの今季初ポールを許したホンダは、トップ10中7台と圧倒的。中でもパトリックやシャープのパノス勢が上位に入って注目を集めた。この3戦ポールを獲ってきたAGRは、ウエルドンの5位が最高だ。一方、シボレーはシェクターが6位に食い込んだものの、チームメイトのエンゲがターン4でクラッシュを喫し、今年から設置されたばかりのセーファーウォールに激突。この週末初めてのアクシデントとなった。
期待の日本勢は、松浦がアタック1周目で朝のスピードを上回り、さらにスピードアップを試みたものの、ターン3でシフトダウンが決まらず。予選9位のグリッドからスタートすることになった。片や、昨日からマシントラブルに見舞われていた安川は、依然問題を見つけ出すことができずに予選でも21位と低迷。不調の原因を見つけ出すために、今晩も長い夜となりそうだ。