INDY CAR

●IRL R4 もてぎ【初日】:カストロネベスがトップに躍進、松浦が9位、安川は21位と出遅れる

<US-RACING>
ツインリンクもてぎで行われたこれまでのレースで、かつてないほどの暑さとなった初日。朝はホーニッシュJr.、午後はカストロネベスとペンスキーのトヨタ・ダラーラが初日を完全制覇し、トヨタが地元での勝利奪回にむけて絶好調だ。しかし好調なのはペンスキーの2台だけで、トップ12中10台がホンダ勢となる。日本勢は松浦が午後に調子を上げて9位に入ったものの、逆に安川はマシントラブルでポジションを落とし、総合21位。厳しい地元での初日となってしまった。
●プラクティス1:ホーニッシュJr.が好スタートを切る
見事な快晴に恵まれた3年目のインディ・ジャパン。午前11時、気温25度と初夏のコンディションを思わせる中で始まった最初のプラクティスで、トップ・スピードを記録したのはホーニッシュJr.(201.810mph:27.1146秒)だった。2位はカストロネベス(201.316mph:27.1812秒)とペンスキーのトヨタ・ダラーラが好調な滑り出し。3位にカナーン(200.268mph:27.3234秒)のホンダ・ダラーラが入り、このトップ3だけが200マイルをオーバーする。
●プラクティス2:またもやペンスキー、今度はカストロネベス
午後になって31度と真夏なみに気温が上昇。1時45分に始まった2度目のプラクティスで、またもやペンスキーのトヨタ・ダラーラがトップをキープした。今度はカストロネベスがトップとなり、朝のセッションを約2マイルも上回る203.366mph(26.9071秒)を記録。唯一の203マイル台だ。ホンダ勢は2位に昨年の覇者ウエルドンが202.767mph(26.9866秒)をマークし、チームメイトのフランキッティが202.691mph(26.9967秒)で続く。
●プラクティス初日総合:トヨタ勢で孤軍奮闘するカストロネベス
前戦のセント・ピーターズバーグ同様、ペンスキーのトヨタ・ダラーラがトップとなった今回。だが総合トップ10中トヨタは1位のカストロネベスと6位のホーニッシュJr.だけで、他はすべてホンダ勢となった。セント・ピーターズバーグのように、ホンダが予選で巻き返すことも十分に考えられる。しかし、TRD USAの竹内は、「明日、トヨタが総力を上げて開発した新エンジンを投入します」とコメント。「TRD USAはもとより、東富士研究所やTMGも開発に携わった」というこのエンジンが、どのような走りを見せるか。
地元の重要なレースを迎えた日本勢は、松浦が第1プラクティスで17位と出遅れたが、最終的に9位までポジションをアップして初日を終えた。昨年のもてぎでは3度目のインディ・カーのレースだったにもかかわらず、予選4位を得た松浦。明日もポジション・アップが期待される。一方、最初のセッションで10位だった安川は、午後のプラクティスではマシンにトラブルが発生し、20位。総合でも21位と低迷を余儀なくされ、明日までにマシンの問題解消が望まれる。