INDY CAR

ロジャー安川決勝日レポート 上位での快走も多重クラッシュに巻き込まれ、無念のリタイヤ

<DREYER & REINBOLD Racing>
3月6日(日) フロリダ州・マイアミ
トラックのどこでも快走できるマシンだったが、ロジャー安川は166周目に起きた多重クラッシュに巻き込まれ、レースからのリタイアを余技なくされた。イエローコー
ション後のリスタートで全車が2ターンを抜けかけたところでクラッシュが発生。7台がからむ接触となった。安川は終始アグレッシッブな走りをみせた。最高順位は5番手で、大半をトップ10の中で走行。マシンのセッティングはうまくはまり、6回のピットストップで修正したのはタイヤ空気圧の微調整のみだった。
今回のレースでの唯一のミスは148周目のピットイン時のコースアウト。マシンがピットインの誘導路からコースアウトし、芝生の上を横切ってまた本コース上に戻ってしまった。これが原因で芝生が火事になり、すぐにイエローコーションが出された。このコーションのおかげで安川は周回遅れになることなくレースに復帰。しかし、その直後に、リタイアの原因となるクラッシュに遭遇した。
残念な結果には終わったが、このレースでトップチームと互角に戦えることを証明した安川とチーム。今回の安川の活躍でチームのモチベーションもかなり向上。次戦に向けての戦いがすでに始まった。
インディカー・シリーズ第2戦は、3月18〜19日、フェニックス・インターナショナル・レースウェイで開催となる。
ロジャー安川(ドライバー)
「「昨日まではトップ10に入れればと思ってましたが、レースが始まり、マシンの状態が良かったので、今日は行けると思いました。スピードもありましたし、トップチームとも互角に戦えることを証明できたと思います。最高で5位まで行ったと思いますが、これは上位のチームがリタイアする、とかではなく、自力でそこまで行けたので、存在感を十分に示せたと思っています。ピットイン時のコースアウトでミスをしましたが、あれも上位を狙うために、ちょっと欲張りました。チームもぼくも次戦に向けて十分な手応えを感じ取れたと思うので、とても楽しみです」
ロビー・ビュール(オーナー兼スポッター)
「あの事故はしょうがないよ。ロジャーは避けるためのことはすべてやったいた。今日の彼はすばらしい走りを見せてくれた。チームのみんなに自分が走れるドライバーということを証明してくれたよ」
デニス・レインボールド(オーナー兼チーム総監督)
「今日はトップ5まで行ったけど、誰にも負けない走りをしたと思う。ピットインでのミスはあったけど、あれも勝つために限界ぎりぎりで走った結果。あのクラッシュを避けることができたらと思うと悔しいけどね。でも重要なことは我々がトップグループの中で戦えることを内外に証明できたこと。オフシーズンにドライバーやエンジンも含め、我々は大きな改革があったわけだけど、これでそれは間違った判断ではなかったとわかった」