INDY CAR

ロジャー安川、オープンテスト2日目レポート 多くの周回をこなし、順調な仕上がりで開幕前テストを終える

<DREYER & REINBOLD Racing>
2月10日(木) アリゾナ州・フェニックス
昨日に続き、今シーズン2度目のオープン・テスト「テスト・イン・ザ・ウェスト」の2日目がフェニックス・インターナショナル・レースウェイ(アリゾナ州・フェニックス)で行なわれた。天候は曇り、夕方には雨の予報が出されており、テストの行方が心配となるスタートになった。午前9時にスタートした午前中のセッション。安川はグリーンフラッグと同時にコースに出る。昨日とは違い、予選も想定したセッティングを加えたメニューを消化していく。ベースセットは悪くなく、31周目には昨日のタイムを上回る21.0198秒に入れ、その後も21秒台での安定した走行が続いた。予選セットを出すと同時に3月の気温を考慮に入れたセッティングを試しながらのテスト走行となった。そして、78周目には昨日のトップタイムに0.04秒に迫る20.7658秒(173.362mph=約279.0km/h)を出し、9番手のタイムで午前中の走行を終えた。
午前中のセッションが終了したと同時に雨が降りだした。午後のセッションは本番に向けたレースセットを出すのに専念。レースタイムの目標である21.50秒を目指し、テストを開始。メニューを順調にこなしていき、22周目に21.40を出し、目標タイムをクリア。
テストを1時間半残したところで雨がまた降りだし、テストはここで中止。この日のトップタイムは20.5042秒を出したダリオ・フランキッティ。安川はトップと0.2616秒差の11位でテスト2日目を終えた。
安川は今回のテストで、385周を走行した。これは389周を周回したダニカ・パトリックに続き、2番目に多い周回数となる。
安川は14日(月)に一時帰国をし、27日(日)にまたアメリカに戻る予定。
インディカー・シリーズ開幕戦は3月4日(金)〜6日(日)、ホームステッド-マイアミ・スピードウェイ(フロリダ州・マイアミ)にて開催される。。
ロジャー安川(ドライバー)
「昨日のデータを元に方向性が見えたので、午前中は予選セットでタイムを狙って行きました。そこそこのタイムは出せたので、方向性は間違ってなかったと思います。まだ、エンジニアとクルー、そして自分も含めて、テストメニューの消化する順序だったりを効率良くして行く必要があります。ただ、これは自分がもう少しいいタイムを出したかっただけのことであって、結果的にはレースセットのテストはほとんどこなせ、目標タイムも達成できたので、いい1日だったと思います。短期間でチームも自分もかなり進歩したと思いますし、まだやらなくてはいけないことがありますが、本当にやっと勝負できるところまで来たと思います。開幕戦がとても楽しみです」
レン・パスカス(チーフ・エンジニア)
「とてもいい1日だった。今日1日でかなりの進歩をした。昨日のテスト後、ロジャーがなにを望んでいるのかをミーティングして、昨晩セッティングをかなり変えた。その結果がすぐに現れ、いいテストをこなすことができた。残念なのは午前中に最後のタイムアタックをロジャーにさせられなかったこと。セッティングでミスをしてしまい、最後のタイムアタックができなかった。あのミスがなければ、あと0.1秒は縮められたと思う。それでも予選セットはそこそこのタイムが出せたし、決勝セットについては充分満足な結果を得られた」