INDY CAR

IRL第8戦 S.ホーニッシュ・Jr.が僅差の2位フィニッシュ 高木虎之介はトラブルを克服し11位。続く2連戦へ手応え


IRLインディカー・シリーズ第8戦の決勝レースが7月17日(土)、米南部テネシー州ナッシュビルのナッシュビル・スピードウェイで行われた。
IRL第8戦 S.ホーニッシュ・Jr.が僅差の2位フィニッシュ
高木虎之介はトラブルを克服し11位。続く2連戦へ手応え

TOYOTA PRESS RELEASE
▽2004年7月18日
画像
IRLインディカー・シリーズ第8戦の決勝レースが7月17日(土)、米南部テネシー州ナッシュビルのナッシュビル・スピードウェイで行われた。数多いアメリカのオーバルコースの中でも、珍しいコンクリート舗装された路面を持つ1周1.33マイルオーバルで行われたレースは、まだ澄み切った青空が残る午後6時にスタート。スタンド席を埋め尽くした観衆の大歓声の下、戦いの火蓋が切って落とされた。
レースは序盤、9番手グリッドからスタートしたS.ホーニッシュ・Jr.がアウトサイドからの豪快なパッシングと、チームの迅速なピット作業で一気に2位に躍進する快走を披露。その後、レースは計7回ものイエローコーションが出る荒れた展開となったが、トヨタ勢はトラブルに巻き込まれることなく上位争いを展開。
結局首位奪取には、わずかに及ばなかったものの、S.ホーニッシュ・Jr.が2位でフィニッシュ。同僚のH.カストロネベスも3位に入り、今後2週連続で続くシリーズに向けて弾みをつける結果となった。一方、予選20番手からスタートを切った高木虎之介は、着実な追い上げを見せ、トップと同一周回の11位でチェッカーを受けた。
S.ホーニッシュ・Jr.(チーム・ペンスキー)のコメント:
最終ラップの第3ターンで首位奪取を試みたが、あまり無理はしなかった。すぐ後ろにH.カストロネベスが迫っていたし、それにこの週末のチームスタッフのすばらしい仕事に結果で報いることが必要だった。この結果には満足しているし、今回のようにひとつづつ問題をクリアしていけば、必ず結果がついてくるので、次戦で首位を狙う。
高木虎之介(モー・ナン・レーシング)のコメント:
前日の公式練習で突如オーバーステアが出る原因不明のトラブルに襲われたが、チームが一丸となって問題を解決してくれた。レース中は問題なく走行できるまで回復し、今回はピットストップも非常にうまくいった。結果には満足してはいないが、マシンの状態は徐々に良くなっており、これから続く2連戦に向けて良い流れを作れたと思う。
戻る