Kazuki Saito

小樽警察訪問!

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この3日間、小樽にいます。いつものごとく屋台村で夕食をとり、この道を通りながらホテルへ帰るのですが、右上にある銀行の温度計を見てびっくり。マイナス8度で、帽子を被っていても頭が凍りそう。今までで一番寒かったかもしれません。
去年の秋から2週間ごとに小樽へ行き、チャンプ・カーの代理として北海道小樽グランプリ推進協議会のサポートをしています。今回も実りある訪問となりました。
まずは地元小樽警察へのご挨拶ですが、小樽グランプリがチャンプ・カーの誘致を決めてから、初めて一緒に伺いました。理事長の木下さんと事務局長の荒沢さん、市役所の木村さんに、僕の4人です。これまでプロジェクト・チームのミーティングや地域説明会に、警察の方も参加していただいたのですが、あらためて訪問したのは今回が初めて。いったいどんな展開になるだろうと、少しビビっていたのが正直なところです。
協議会はチャンプ・カー誘致を決める前、電気自動車でレースをしようと警察との交渉を進めていました。当時何度も警察に通っていたそうですが、今回は対応がとても柔軟で、「前と違う!」と驚いてました。電気自動車の頃はFIAルールという壁が存在していたのですが、チャンプ・カー誘致を決めて以来、すでにFIA基準のコース・デザインを始めていることや、市街地コースの設営や運営に関しても、実績あるチャンプ・カーが一緒だということで、安心していただいているような印象を受けた次第です。
もっとも、いくらチャンプ・カーが一緒だとはいえ、小樽ならではの独特な事情があるわけで、コース周辺に住んでいる方やビジネスをされている方などに合わせたシステムを作らなければなりません。チャンプ・カーのノウハウを基本に、現在そのあたりを現地の方とじっくり話し合い、最適な設営方法を模索しているところです。警備体制など他の安全面に関しても、今後警察にご協力をいただいて一緒に構築していきたいと思っています。
翌日はチャンプ・カー・ジャパンの小樽事務所を設立するために、色々な物件を見てまわりました。夕方からは協議会の定例会に参加し、夜は新年会です。メンバーのみなさんに少しお話しさせていただいたのですが、ボランティアのメンバーも増え、着実に前進しているというのが何よりで、4月のロング・ビーチでこれまでの経緯をぜひ発表したいと思います。それまであと2ヶ月ですが、これからもどんどん進んでいきましょう!

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そうそう、今週末は小樽の冬の名物“雪明りの路”が開催されてました。小樽運河や手宮線跡にロウソクの明かりが灯され、とてもきれいです。寒い中でもたくさんの観光客でにぎわっていましたが、ほとんどの人は札幌からの日帰りとなってしまうそうで、そのあたりが難しいと地元の人は言ってました。でも国内をはじめ海外からもボランティアが大勢来るそうです。ショックだったのは、この光景に見とれておもいっきりコケてしまったことで、背中が少し痛くて・・・。今までコケたことがなかったのが密かな自慢だっただけに、ちょっと悔しかったですね。うーん。